防犯のすゝめ

山菜採りで遭難者が続出!死者・不明者も少なくない

無料で山の味覚を楽しめる山菜採り。山菜ブームの流れに乗り自分も山に登ろうとする人も多いですが、遭難者も増加している状況を軽く考えてはいけません。今回は山の恐ろしさを理解してもらうべく、遭難についての現況をご紹介します。

山菜採りで遭難する人が増えている

東北各地では今年に入り、山で遭難する人が後を絶ちません。東北全体での遭難者はおよそ90人ともなっており、死者・行方不明者については16人とのこと。中にはクマに襲われるケースもあり、各自治体や警察は住民に注意を呼びかけています。5月30日には秋田県に住む70代の女性が遺体となって発見されました。警察の発表に寄るとこの女性は山菜を採るため知人と山に登り、車と山の中を往復しているうちに行方不明になってしまったとのこと。発見時、女性は普段着にかっぽう着を身につけた軽装でした。この事件を受け、警察関係者は「山菜を採りに山へ入る人は下を見て歩くことが多く、通常よりも方向感覚を失いやすい」と指摘しています。山菜採りによる遭難の一因となっているのが昨今の山菜ブーム。地元に訪れる人はもちろんインターネットでも販売できるということで自分でも山菜を採ろうと考える人が増えているのでしょう。しかし山菜採りに出かけるのはその大半が高齢者。まだまだ若いから大丈夫という慢心が遭難被害につながっているものと考えられます。

クマに襲われて重症を負う事件も

遭難する人の中にはクマに襲われてしまうケースもあります。特に岩手県ではクマの餌となるブナの実が豊作で、クマたちの活動も活発になっているのだそう。クマの目撃情報は秋田県だけでも100件以上。福島県ではクマに襲われて重症を負う男性も現れており、より一層の注意が必要だといえるでしょう。なおこの男性は顔や脚をかまれてしまったものの命には別状ないとのこと。しかし一歩間違えると取り返しの付かないことになっていた可能性は十分にありえます。クマの行方は分かっておらず、警察は周囲の住民へ警戒を呼びかけている状況です。

山での遭難を防ぐポイント

警察庁が発表した「平成29年における山岳遭難の概況」によると、遭難の原因として最も多いのは「道迷い」でおよそ4割。遭難者には高齢者が多いためか病気や転倒、疲労が原因となっているケースも少なくありません。山の天気は変わりやすいなど、先人たちは昔から山をなめてはいけないという言葉を残してきました。年齢に関係なく、山に登る際は万全の準備をしてから臨みましょう。

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