防犯のすゝめ

新しい詐欺の手口「スミッシング」。騙されるのは高齢者だけじゃない!

詐欺の被害者というと高齢者をイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし自分は若者だから狙われないだろうと油断してはいけません。今回紹介するのは最近になって急激に増えているスミッシングという手口。実は若者の方がセキュリティを十分理解できていないという調査結果についても併せてご紹介します。

詐欺の新手口、スミッシングとは?

スミッシングはスマートフォンのSMSを悪用し、各種サービスのIDやパスワード、クレジットカード情報といった個人情報を盗み出す手口。最近は単に情報を盗むだけでなく、不正アプリをダウンロードするURLへ誘導するという手口も登場しています。
実際、スミッシングという手口がどれほど増えているかについて具体的なデータがあります。コンピュータセキュリティ関連の事業を手がけるトレンドマイクロの調査によると、詐欺師のSMSに騙され偽物のサイト等へアクセスしてしまったユーザーは2018年の1月~3月には123件だったのに対し、同年10月~12月には43,982件に増加していたとのこと。1年も経っていないのに300倍以上にも増えるのは劇的な増加といわざるを得ません。
スミッシングの被害に遭わないために重要なのは心当たりのないメッセージに反応しないこと。どうしても心配な場合は公式のサービスに問い合わせるのも一つの手です。

実は若者の方がフィッシング詐欺に弱い!?

スマートフォンの扱いは若者の方が詳しいため、セキュリティの意識も他の世代に比べて高いのではないかと思いがちですが、実はそうではありません。Googleが実施した調査によると、過去1年間でパスワードを変えていない割合が最も高いのは16歳~24歳のユーザー。フィッシング詐欺についての理解も不足しているという結果が出ました。これはあくまでアメリカにおける調査ですが、スマートフォンやインターネットを巡る状況は日本と大きな差はありません。日本の若者についても同じ結果が出る可能性は高いといえるでしょう。

知っておくべきスマホのセキュリティ知識

スマートフォンにはロックをかける、IDやパスワードは他人に教えないといった対策は基本中の基本。改めて説明するまでもないことかと思いますが、不審なアプリをダウンロードしないよう気をつけられている方はどれほどいるでしょうか。アプリはiPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playからダウンロードするのが基本です。Androidの場合はSMSに記載されたURLからダウンロードページに飛ばされ、簡単にダウンロードができてしまうので特に注意が必要です。

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