防犯のすゝめ

日本の治安に海外が注目!手荷物検査なしで事件が起きない日本

「日本は凶悪犯罪が増えている」と感じる人も多いかもしれません。しかし、世界的にみると、「日本は治安がよい国」という印象が強いようです。中国メディアの今日頭条が取り上げた、「日本の治安のよさを感じるポイント」を見てみましょう。

中国人が日本の治安のよさを感じる理由

日本では新幹線や地下鉄の保安検査を一切行っていません。しかし、2015年6月に新幹線で火災事件が起きるまで、1964年に東海道新幹線が開業して以来、火災事件が起きたことはありませんでした。

火災事件が発生したあと、日本政府は手荷物検査を実施することを鉄道会社へ求めました。ただし、対応が現実的でないこともあって、2017年11月時点では検査実施には至っていません。警戒を強めていないにもかかわらず、鉄道では事件が起きていない現状に驚いた中国人は、日本は治安がよい国だとメディアで紹介しました。

同メディアは新幹線の手荷物検査以外に対しても、日本が非常に治安のよい国であると取り上げていました。それは、女性が深夜に一人で歩ける点です。中国人の感覚からすると、ひと気のない住宅街を女性が一人で歩くのは考えられないと言います。周囲を警戒することもなく、スマートフォンをいじりながら歩いている姿に驚いているそうです。

治安のよさが招く低い防犯意識

治安のよさは、日本に暮らす上で大きなメリットです。しかし、あまりに治安がよいため、防犯に対する意識が低いという側面もあります。たとえば、警察庁が発表する『平成28年の犯罪情勢』を見ると、1年間でひったくりは約3,500件 、強姦は約1,000件が発生している状況です。治安がよい国だからと、事件がまったく起きていないわけではありません。

また、海外渡航時にも注意が必要です。日本の治安と同じ感覚で過ごしていると、スリや凶悪犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。海外でも治安のよい国はありますが、日本と比べると安全ではありません。女性一人で出歩くのは論外ですが、集団でも夜道を出歩くことはトラブルの元凶です。

世界中が驚く日本の治安のよさは、日本人の防犯意識の低さと捉えることもできます。時として犯罪に巻き込まれるリスクもあるため、油断してはなりません。特に、年末年始は、忘年会や新年会でお酒を飲んで帰りが遅くなる、海外旅行をして現地に数日間滞在するなど、いつもと違う行動も増える時期です。日本は特別治安のよい国であることを理解し、防犯対策を心がけるようにしましょう。

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