防犯のすゝめ

痴漢抑止バッチ、発売から3年目で私鉄駅売店にお目見え

痴漢抑止バッチが発売されてから3年目を迎えます。痴漢は「遭ったときにどうするか」の対策がほとんどでしたが、痴漢抑止バッチは痴漢に遭わないための方法として注目を集めています。主に学生の間で普及してきている痴漢抑止バッチに関してお話しします。

痴漢抑止バッチとは

痴漢抑止バッチとは、若者向けのPOPなイラストに「痴漢は犯罪です」「私たちは泣き寝入りしません」といったメッセージが入った缶バッチです。

東京都内で痴漢被害に悩んでいた女子高生が、「痴漢は犯罪です」と書かれたイラスト入りのカードをカバンにつけたところ、そこからパッタリと痴漢被害がなくなった事例を基に、プログラマー、ロボット記事専門のライターなどをしている松永弥生さんが、「バッチにしたらもっとつけやすくなるのではないか」とバッチを制作。

バッチでもカードと同じような効果が認められたため、一般社団法人「痴漢抑止活動センター」が痴漢抑止バッチとして商品化しました。

デザインは一般の方から募っており、「痴漢抑止バッチデザインコンテスト」も開催されています。
入賞作は実際に商品として販売されています。

制作費はクラウドファンディングで募り、支援額が目標の150万円を超えたため、東京、大阪で494(抑止)個ずつの無料配布も行われました。

痴漢抑止バッチの特徴

これまで痴漢対策は、「痴漢に遭ってしまったときにどうするか」がメインで、痴漢に遭わないために有効な方法は確立されていませんでした。

これに対し女性からは、「犯人を捕まえたいわけではなく痴漢に遭いたくないだけ」との声も上がっていました。

痴漢抑止バッチが注目を集めたのは、簡単で且つ痴漢を未然に防げる画期的な方法だったためです。

実際に痴漢被害がなくなったとの声もあり、毎日のように痴漢に遭っていたにもかかわらず、バッチを付けてから半年間、一度も痴漢に遭わなくなった、という例もあります。

痴漢を未然に防ぐことは、女性が痴漢被害で辛い思いをすることを防げるだけでなく、男性側の冤罪を防ぐことにもつながります。

また、出来心で痴漢してしまいそうになった人を踏みとどまらせる効果もあるのではないか、という声もあります。

このような経緯もあり、男性からも多くの支援が集まっているようです。

痴漢抑止バッチは、元々インターネット販売のみでしたが、発売から3年目を迎えようとしている現在、私鉄の販売店や雑貨店などでも販売されるようになりました。子供のために購入する親御さんも多いようです。無用な被害・犯罪を生み出さないために、ひとつ購入してはいかがでしょうか。

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