防犯のすゝめ

知らぬ間に髪を切られる事件が発生!夜行バスは痴漢の起きやすい密室

旅行をするなど遠くの街へ出かける時、交通費を抑えられる夜行バスは新幹線などに比べて経済的です。上手く使いこなせばとても便利な交通手段ではあるのですが、忘れてはいけないのがバスの中は動く密室になっているということ。日中の路線バスであれば多少うとうとしてもそこまで問題はないでしょうが、乗車時間が長く暗い状態になっている夜行バスであれば犯罪に巻き込まれるリスクが上がってしまいます。そこで今回は、実際に夜行バスでどのような犯罪が起きているのか、夜行バス内ではどのように身を守ればいいのかについて解説します。

夜行バス内で女性の髪を切る事件

9月9日、夜行バス車内で寝ていた女性の髪を切ったとして20代の男性が逮捕されました。逮捕当時、男性は切った女性の髪をバス車内にあったビニール袋に入れていたとのこと。警察の発表によると犯行の動機については自分が好きなタイプの髪だったからと供述しているようです。犯行が行われたのは逮捕前日の9月8日。福岡市から名古屋市に向かう夜行バスの車内でした。容疑者は被害女性の後ろの席に座っており、持参していたハサミで髪を切ったとされています。被害女性は髪の毛を引っ張られたような感覚で目を覚まし、自分の髪を触ったことで切られた髪に気付いたのだそう。被害女性はすぐにバスの運転手にこのことを伝え、バス会社から警察を通じて逮捕に至りました。

痴漢の被害に遭うことも

過去には夜行バスの車内で約4時間にもおよぶわいせつ行為を行った犯人もいました。被害女性は眠りについていたためになかなか気づけなかったようですが、それを見ていた別の女性が現場を目撃。サービスエリアに入ったタイミングで警察官が駆けつけ逮捕となりました。この事件のように被害者が寝ている状態では、そもそも被害に遭ったことにすら気付かないという可能性も決して低くはないでしょう。

夜行バスで身を守る方法

できれば夜行バスを利用しないのが最善ではあります。ただ、やむを得ず夜行バスを利用する場合は友人や家族など、信頼できる人と一緒に利用するのが賢明でしょう。一人で乗車しなければいけない場合は服装に注意してください。スカートや肩を出した服装は控え、できるだけ体のラインを隠すことを意識すると良いでしょう。万が一被害に遭った時に備え、運転手に近い前方の座席に座るのも効果的。被害状況をすぐに伝えられるほか、犯行を躊躇させることもできるというメリットがあります。

この記事に関連する記事

防犯のすゝめ

障害者を狙う卑劣なわいせつ行為。当事者以外も知っておくべき現状について

あまり表立って報道されることは多くありませんが、性被害を受けている障害者の数は決して少なくありません。今回紹介するのは障害者を狙ったわいせつ行為事件について。先日発生した事件の概要について紹介するとと …