防犯のすゝめ

たったの1分は不審者にとっては十分な時間!? 犯罪被害に遭いやすい場所と時間

テレビのニュースや新聞の報道で、犯罪被害の情報を目の当たりにしても、当事者ではないため、どうしても他人事のように感じてしまうものでしょう。けれども、犯罪には誰でも巻き込まれる可能性はありますし、どんな場所でも被害に遭うものです。

まずは、そうした防犯意識をしっかりと持った上で、対策を取る必要がありますね。ここでは、犯罪被害に遭いやすい場所と時間帯について見ていきます。

 

路上での被害は、裏通りが圧倒的に多い!

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犯罪をたくらむ側からすれば、何も人気の多い場所を好んで、犯罪を企てる者はいないものです。人気の途絶えた裏通りは、犯罪被害に最も遭いやすい場所だといっても過言ではないでしょう。

帰宅を急ぐ側からすれば、「何となく気になるけど、まぁ大丈夫だろう……」と思って、ついそうした場所を通ってしまいがちです。ちょっとした時間だからと油断をしていると、取り返しのつかない犯罪被害に遭ってしまうこともあります。

また、「いつもは人気のある場所だから」と思ってしまってもいけません。どんなに人通りが多い場所であっても、必ず人が途絶えてしまう時間帯というものはあるからです。

 

犯人側から見たときの行動パターン

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諸外国の人からすれば、日本人は人の良さそうな人が多いというイメージを持たれることが多いようです。それなりに犯罪には気をつけながらも、「まさか自分が巻き込まれる」とは考えない部分も多いでしょう。

犯人は目星をつけた相手に対して、慎重に接してきます。相手の後ろからそっとつけていき、帰りの道順を把握しながら、どこで仕掛けるのかタイミングを図っていたりするものです。そして、実際に近づくときには道を尋ねてきたり、落とし物を探しているといった形で接近してきます。

大抵の人は道を尋ねられて、そのまま無視をするということはないでしょう。けれども、暗くなった時間帯に声をかけてくる人には注意が必要です。そうした時間にうろついていたり、落とし物を探していたりするほうが不自然だといえるでしょう。

 

日頃の習慣として身につけておきたいこと

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夕方から日没の時間帯が犯罪被害に遭いやすいのならば、そこを意識した防犯対策を取ることが必要です。まずは、普段から足早に歩く習慣を身につけることが大切ですね。

街中では不用意に後ろを振り返るのではなく、ショーウィンドなどで後方を確認し、怪しい動きをしている人物がいたときにはためらわずに小走りに。また、その場に立ち止まって、相手がこちらに来るのを待ったりするのもいいでしょう。身の危険を感じそうになったら、近くの家のチャイムを鳴らしたりして、何気ない会話をしてみるといったことも有効です。とにかく、一人でいる状態を保つのはキケンだということを意識しておきましょう。

 

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