防犯のすゝめ

クレジットカードは簡単に不正利用される?被害を防ぐ簡単な方法

クレジットカードには現金を持ち歩かなくて良くなるメリットがある一方で、気づかぬうちに不正利用される可能性があるというデメリットがあります。今回は実際にクレジットカードが不正利用された事件を紹介するとともに、不正利用による被害を防ぐ方法について紹介します。

クレジットカードが不正利用された事件

6月23日、神奈川県内のスーパーに勤めていたアルバイト従業員が、客のクレジットカード情報を不正に取得していたとして逮捕されました。この従業員は昨年の10月から今年の5月までレジ係として勤務していました。
同様の事件は今年の1月にも起きています。逮捕されたのは神奈川県内に住む高校2年生。この少年はアルバイト先でレジ係をしており、買い物客のカード盗み見て情報を入手しました。これまで80人以上のカード情報を盗んだとされており、被害総額は1,000万円以上にもなるとみられています。

クレジットカードが不正利用されるケース

クレジットカードの情報が盗まれるのは買い物をしている時だけではありません。例えば架空のオンラインショップに誘導してカード情報を盗み取る手口、金融機関の職員を名乗ってカードを盗み取ろうとする手口などが挙げられます。利用明細をよく見ずに捨てている人も多いかと思いますが、見に覚えのない請求がないかは毎月必ずチェックしておきましょう。

クレジットカード不正利用の被害を回避するために

もし不正利用されてしまったとしても、すぐに気づき、冷静に対処できれば損害を回避できます。なぜなら、クレジットカードには原則的に損害保険が自動で付帯しているからです。この保険があるおかげで、被害金額の大小に関わらず全額が補償されます。
ただし、補償してくれる期間には限りがあります。補償期間が過ぎていると、仮に不正利用だと分かっていてもなくなったお金を取り戻すことは難しいので、毎月しっかり利用明細を確認しておくことが非常に重要となります。
不正利用されていると確信したら、まずはクレジットカード会社に連絡しましょう。まずはサポート窓口に電話をかけ、これ以上の被害を防ぐために利用停止の手続きを行います。補償されるとはいえ被害にあっているのは事実なので、警察への被害届も忘れず提出しましょう。被害届が受理されると受付番号が通知されます。この受付番号がなければクレジットカードの保険を利用できません。
補償期間や補償内容などの条件はカード会社によって異なるため、今使っているカードの条件がどうなっているか今のうちに確認しておきましょう。

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