防犯のすゝめ

外出自粛で犯罪者が動きやすくなっている!犯罪への対策をより慎重に

犯罪者は人目のある場所を嫌います。これは裏を返せば、外出自粛で人があまり外に出歩かなくなっている今は犯行を実行しやすいということ。たとえ自宅で仕事をしている方でも、わずかな隙を突かれて侵入窃盗の被害に遭ってしまう恐れがあります。場合によっては強盗事件に発展することもあるでしょう。
今回は実際につい最近発生した侵入窃盗を紹介するとともに、侵入窃盗の対策方法を紹介します。

中学生が留守番する家に侵入窃盗

4月15日、岐阜県岐阜市内のアパートに何者かが侵入し、金品を盗み出しました。犯人が侵入したアパートには、当時臨時休校中で留守番をしていた男子中学生がいましたが、別室で寝ていたため犯人と遭遇することはありませんでした。捜査関係者によると、犯人は窓ガラスを割って室内に侵入し、腕時計などを盗んだといいます。
岐阜県の生活安全総務課は、もし犯人と鉢合わせていたら強盗事件になっていた可能性もあると指摘しています。また、家にいてもしっかり施錠すること、二重ロックを取り付けることなど、防犯対策を強化するようにも呼びかけました。

外出自粛で犯罪者が動きやすい環境になっている

新型コロナウイルスの流行に伴い全国的に外出自粛が呼びかけられ、街を行き交う人の数が大幅に減っています。これにより休業中の店舗を狙った空き巣の発生件数が急増。警察はパトロールを強化していますが、それでも完全に被害を防ぐことはできません。
人目が少ない場所は、犯罪者にとって犯行を実行しやすい環境だといえます。これは店舗だけでなく、民家であっても同じことです。「自宅にいるから大丈夫」と防犯対策を怠れば、被害に遭ってしまう可能性が急激に高まるでしょう。

今すぐできる侵入窃盗対策

まずは玄関の鍵をしっかり施錠しておくことが大切です。当たり前と思うかもしれませんが、ちょっとゴミを出すくらいなら施錠しなくても大丈夫だろう、自分が家にいる時はそのままでもいいだろうと考えてはいないでしょうか。犯人はターゲットのちょっとした油断を見逃しません。鍵を開けるのは自分がドアを通る時だけにしておきましょう。長期間外出する時はテレビや照明のタイマーを活用したり、郵便の留め置きを頼んだりして、不在を悟られないよう工夫することをおすすめします。
侵入を企んでいる犯人が不在を確認する方法として、最も多いのがインターホンを押すという方法です。外を確認しても誰もいなかったなど、少しでもおかしいと思うことがあれば、できるだけ早めに警察へ相談しておきましょう。

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