防犯のすゝめ

狙われやすく被害者になりがちな女性の防犯対策

女性は犯罪に巻き込まれるリスクが高くなることがあります。力も弱く、そこにつけ込む犯罪に否応なく巻き込まれ、被害者として時には辛い思いが残ります。被害者にならないためにはさまざまな観点から予防を心がけることが大切です。

狙われやすい女性

少し前になりますが、ひったくりや強盗、強制性交などの数々の犯罪をした男性が、逮捕されながらも逃走を試みたという事件が全国を騒がせました。この男性の犯行は全て女性に関わっており、被害女性は10~20代が中心で、力の弱い女性を狙った犯行は非常に悪質かつ卑劣としか言えないという印象を与えました。

こうした被害は一般の女性だけでなく女性芸能人にも及んでいます。アイドルなどが握手会などで被害に遭ったという事件もありましたが、普通の生活をしている中で被害経験を持つ女性芸能人もいました。テレビ番組でそういった経験を話したのが、女優の吉岡里帆さんです。電車で痴漢の被害に遭ったことを番組内で告白しました。痴漢の手を取り、犯罪を許さない態度はネットでも話題となったようです。

果敢にも痴漢に立ち向かった吉岡さんですが、泣き寝入りする女性も多く、女性の半数以上が痴漢被害に遭ったことがあるというデータもあるほど、頻繁に起きている犯罪です。

巻き込まれないように予防を

力の弱さなどの理由で犯罪に狙われやすく、巻き込まれるリスクも高い女性ですが、巻き込まれないように自衛することで快適な暮らしを確保することが必要です。生活の拠点となる住宅選びも犯罪を予防できるかどうかという点で選ぶと良いでしょう。

女性の一人暮らしでは、セキュリティーにこだわって、防犯対策がしかりとした住居を選ぶことも必要です。オートロック付きの物件は基本的に住民以外が建物に入れなくなっており、防犯性が高くなります。また、TVモニター付きインターホンがあれば、さらにセキュリティー効果も高まります。

周囲で起きていることを知るのも大事

犯罪に巻き込まれるリスクを減らすためには、自分の暮らしている地域などで起こっている犯罪を知っておくことも大切です。犯罪の発生情報をチェックできるサイトや行政防災無線、防災情報提供メールなど、自分の身近なところで起こっている犯罪を知り、予防に役立てると良いでしょう。

自分のリスクを防ぐには、今起こっていることから目を背けることなく事実を知り、それに対する具体的な対策を行うことが大切です。また、住居などにあるセキュリティー対策は取り入れて、安心して暮らせる環境を整える必要もあります。

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