防犯のすゝめ

警察官になりすます犯罪者!手口を知り、被害に遭わないよう対策しよう

ターゲットを騙すためであればどんな手でも使うのが詐欺師です。家族や知り合いを装うことはもちろん、金融機関や銀行協会、警察官を名乗ることにも躊躇はしません。今回紹介するのは警察官を装った詐欺事件。もしかすると今この瞬間にでも詐欺師から電話がかかってくるかもしれないのです。

警察官へのなりすましで800万円を騙し取られる

6月3日、福島県郡山市に住む80代の男性が約800万円を騙し取られました。犯人は警察官を装い「あなたはどうやら特殊詐欺の被害に遭っているようだ」と電話で連絡。その後、自宅に訪れた金融庁の職員を名乗る犯人の指示に従ってキャッシュカードを封筒に入れ、わずかな隙を見計らって別の封筒とすり替えたのです。騙されたと気づいた時にはもう手遅れ。男性が口座の残高を確認するとすでに800万円が引き出された後でした。警察は不審な連絡があっても絶対に応じないようにと注意を呼びかけています。

自治体も注意を呼びかけるなりすまし詐欺

なりすまし詐欺は今も主流な詐欺の手口で、全国各地で被害が発生しています。各自治体も事態を重く受け止め、公式サイト等を通じて市民に注意を呼びかけている状況。今回調べてみたところ、和歌山県会津和歌山市、福島県喜多方市、福島県浪江町などで注意を呼びかけるページを確認できました。もちろん注意喚起されていないからといって安全なわけではありません。日本全国どこにいても詐欺師は電話をかけてきます。まさか自分にかかってはこないだろうと思わず、自分も常に狙われているのだという意識を持つことが重要です。

福島県警のサイトでは詐欺の手口を体験できる

今回は詐欺の手口の一つとしてなりますし詐欺についてご紹介しました。しかしご存知の通り詐欺手口の種類も多種多様で、ワンクリック詐欺やショッピング詐欺など例を挙げればキリがありません。自分が被害者とならないためにはこうしたさまざまな詐欺手口を知っておくことが有効です。代表的な詐欺手口を知れるサイトとしてご紹介したいのが福島県警のネットトラブル・なりすまし詐欺体験サイト。どんな行動を取ることがリスクとなるのか、詐欺被害に遭わないためどんなことに注意すればよいのかが体験を通して学べます。もちろんここで掲載されている詐欺手口が詐欺のすべてというわけではありません。詐欺事件のニュースによく目を通し、最新の手口についても理解を深めておくことが何よりも防犯対策になるのです。

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