防犯のすゝめ

SNSでのチケット詐欺にご用心!主な手口&対策法を解説

コンサートやスポーツ観戦などの人気イベントをきっかけに、SNS上でのチケット詐欺が後を絶ちません。「定価で譲ります」「急用で行けなくなった」など、一見もっともらしい投稿に安心してやり取りを進めた結果、代金を支払ったのにチケットが届かないといった被害が多発しています。誰でも手軽に利用できるSNSだからこそ、詐欺師に狙われやすい側面があるため注意が必要です。この記事では、SNSで実際に多いチケット詐欺の主な手口を整理するとともに、被害を未然に防ぐために知っておきたい具体的な対策方法をわかりやすく解説します。


チケット販売による詐欺の事例

実際にSNSでチケット販売による詐欺の事例が多発しています。例えば以下のような事例です。

あるグループのファンだったAさんは、そのグループの解散ライブに参加しようとしましたが、抽選に外れてしまい、SNSにチケットを譲ってほしいという旨の投稿をしました。すると、Bという人物から反応があり、AさんはB氏の投稿を見ると行きたかったチケットの譲り先を探している投稿があったため、DMを送ります。すぐにB氏から返信があり、LINEでやり取りをすることになりました。やり取りの中で送金先にメガバンクの口座番号を指定されたため、Aさんは定価と手数料を合わせて約3万6,000円をすぐに振り込みます。振り込みが完了したのは、最初にメッセージを送ってからわずか33分しかかかりませんでした。B氏は、発券は○月○日になるためそのあとに郵送を考えていること、その付近にまた連絡してほしいことを伝え、やり取りは一旦そこで終了となります。

発券日が近づいたところでAさんはB氏に連絡を送りますが、それ以降音沙汰がなく、DMも含めて数回催促後、ようやく連絡がありました。そこには知り合いから譲ってもらう予定だったが勘違いだったこと、チケット代も返金することなどが書かれていました。しかし、結局その後返金対応がされなかったため、Aさんは警察に被害を相談しています。


チケット詐欺の様々な手口

一口にチケット詐欺と言っても、実は様々な手口があります。騙されないためにも、具体的にどのような手口があるのか把握しておきましょう。

・金銭だけ受け取り、チケットを送らない

チケット詐欺では、上記の事例でも紹介したように、金銭だけを受け取ってチケットを送らない手口が一般的です。SNSなどでチケットを譲る旨の投稿をし、購入希望者を募って代金を支払ってもらいます。この手口の特徴として、必ず先払いを要求してくる点が挙げられます。先払いにすることであとは連絡を絶ち、SNSもブロックやアカウント自体を削除することで接触を断つようにします。

・偽物のチケットを送る

チケット詐欺の手口には、偽物のチケットを作り相手に送付する方法もあります。この方法なら先にチケットを送り、後払いにしても購入者は騙されていることに気付きづらく、イベント当日に入場を拒否されてようやく詐欺だと判明します。チケットを受け取ってからイベントまでに期間が空くため、それまでにアカウントを削除し、連絡できない状態にするのです。

・偽のチケット売買サイトに誘導する

さらに厄介なのが、偽のチケット売買サイトに誘導する手口です。SNSで直接やり取りをすることに抵抗がある人に対し、偽のチケット売買サイトに誘導させることでそのサイトに個人情報やクレジットカード情報を入力させます。個人情報やクレジットカード情報を入力させることで不正利用されてしまい、またチケットが発送されることもありません。


SNSを通してチケットを購入する場合の詐欺対策

チケットは正規の方法で手に入れることが騙されないための一歩となりますが、どうしても諦められないライブなどがある場合、SNSから探そうとする人もいるでしょう。そこで、SNSを通してチケットを購入する場合に騙されないための対策方法を紹介します。

・相手の名前・連絡先を控えておく

SNSでやり取りをする際は、まず相手の氏名や連絡先を控えておくことが大切です。もし氏名や連絡先を教えてくれない場合、詐欺の可能性が高まります。また、LINEやXを活用する際にスクショでやり取りを保存しておくと安心です。

・過去にトラブルが起きていないか調べる

SNS上では頻繁にチケット詐欺が発生していることから、被害者が情報を開示しているケースもあります。購入しようとしているアカウントがトラブルを起こしていないか、検索してみることも大切です。また、新しく作られたばかりのアカウントやフォロワーが0人または少ない場合、詐欺用アカウントの可能性が高いので注意してください。

・送金を急がせてくる場合は詐欺の可能性が高い

チケット売買時に送金を急がせてくる場合、詐欺の可能性が高いと言えます。例えば「先払いでお願いします」「他にもやり取りをしている人がいます」などと言ってきた場合でも、慌てて送金しないようにしましょう。できるだけ後払いや対面でのやり取りを心がけてください。

チケット詐欺はSNS上で多発しており、実際に被害に遭われた人も多くいます。チケットは正規の方法で入手することを推奨しますが、どうしてもSNSから購入したい場合には上記で紹介したポイントを押さえつつ、冷静にやり取りをするようにしましょう。

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