防犯のすゝめ

コロナ感染拡大がDV被害や自殺の引き金に。女性を苦しめる行為に注意喚起

コロナの感染拡大に伴い、女性からのDV被害や精神的苦痛の相談が増加しています。コロナ禍で経済面に不安が出てきたことが影響しているようです。
今回はDVやハラスメントなど、女性を苦しめる行為について解説していきます。

コロナ禍で女性のDV被害や自殺が増加。経済面の不安が影響か

専門家研究会の2020年度報告書によると、「配偶者から被害を受けている」と相談に来た人の数は2019年度と比較して約1.5倍の約17万6000件であったことが明らかとなりました。コロナウイルス感染拡大でテレワークや外出自粛が増え、自宅で時間を共にする機会が増加したことが原因だと考えられています。
また2020年度は女性の自殺者が増加しました。男性は2019年から23人減少している一方、女性はなんと935人も増加し、合計は7026人となっています。特に無職や高校生の数が圧倒的に増えていることから、コロナで経済的に不安定となったことが要因と考えられるでしょう。こうした自殺者の増加により、政府や警察は「一刻も早く事態を解決すべきである」と危機感を抱いています。

ドメスティック・バイオレンス(DV)とは

DVとは配偶者や恋人など深い関係にある人から受ける暴力のことです。暴力にはさまざまな種類があり、体を傷つける行為だけではないこと覚えておきましょう。殴ったり蹴ったりする身体的暴力のほか、言葉による精神的な暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力、行動を制限させる社会的暴力、性的暴力などが挙げられます。また恋人間での暴力行為をデートDVと言い、特に若い世代での相談が多くなっています。
DV加害者はストレス解消のために自分よりも弱い立場の人を力でコントロールしようとします。暴力を振るう理由はさまざまですが、主にコロナ禍で感じるストレスが影響していると推測され、それに伴ってDV被害も増加していると考えられるでしょう。

女性に対するハラスメントにも注意

DV以外にも女性を苦しめる行為はいくつかあり、その代表となるのが「ハラスメント」です。ハラスメントとは、さまざまな場面における嫌がらせ・いじめのこと。行為者はそのつもりがなくても、相手を傷つけてしまう行動は全てハラスメントに該当します。ハラスメントは職場だけに限らず、学校や家庭内でも起こってしまう可能性があるため、学生や主婦の方も注意が必要です。
現在、ハラスメントに該当する行為は30以上あると言われています。近年特に多く発生しているのが性的な嫌がらせや発言を行うセクシュアルハラスメント。セクハラと略され、1980年代からその言葉が一般的に使われるようになりました。具体的には、「性的要求を受け入れれば昇給させる」「言うことを聞かないならば辞めさせる」といった、強い立場を利用して関係を強要する行為などがそれに該当します。またお酒の場で抱きついたり、おしりを触ったりする行為もセクハラに含まれます。
このような被害を受けた・感じた場合は内閣府の「DV相談+(プラス)」に連絡してください。SNSやメールなどでも対応してくれるため、言い出しにくい方でも安心です。

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