防犯のすゝめ

アニメ制作会社の社長が準強制わいせつで逮捕!被害を防ぐには?

街で芸能関係者からスカウトを受ければ多くの人は舞い上がってしまうもの。しかし、その嬉しい気持ちにつけ込む悪質なスカウト詐欺、わいせつ行為を行う人物がいるのも事実です。そこで今回は実際に起きたわいせつ事件や対策方法などについて解説します。

アニメ制作会社の社長が逮捕

12月5日、あるアニメ制作会社の社長が準強制わいせつの容疑で逮捕されました。被害に遭ったのは10代の少女で、逮捕されたのは50代の男性。2人は写真を撮られるための訓練といった名目で専属契約を結んでいたといいます。容疑者は2019年の2月、自宅のマンション内で少女の上半身の裸を撮影し、体を触るなどの行為を行った疑いがかけられています。
同様の事件は過去にも起きています。例えば2018年の5月には、芸能スカウトを装って少女にわいせつ行為を行ったとして50代の男性が逮捕されました。犯人は駅付近で12歳の少女に対し、芸能活動に興味はないかなどと声をかけ、別の場所へ移動しわいせつな行為に及びました。警察の発表によると犯人は少女の写真もパソコンに残しており、犯人は容疑を認めた上で他にも300人ほどの女性に声をかけたと認めています。

準強制わいせつとは?

強制わいせつと準強制わいせつの違いは暴行、もしくは脅迫行為があったかという点にあります。例えば夜道で無理やり襲いかかった場合、刃物をちらつかせるなどしてわいせつ行為に及んだ場合は強制わいせつ。脅迫とまでは言えなくとも、上で紹介した事件のように立場や状況を利用し、被害者を心神喪失状態に陥れてわいせつ行為に及んだ場合は準強制わいせつとなります。ただし強制わいせつも準強制わいせつも、法律では6ヶ月以上10年以下の懲役刑とされており罪の重さは変わりません。

スカウトを受けたらチェックするべきこと

具体的にスカウトを装った怪しい人物の特徴を紹介します。一つは名刺や連絡先を渡してくれないこと。これから一緒に仕事をするかもしれない相手に自分の情報を渡さないのは不自然です。次に契約を焦らせること。「今決めてもらわないとチャンスを逃す」といった言葉をかけてきますが、本当にスカウトするつもりがあるならじっくり考えてもらう時間をとるはずです。大手事務所の名前を出してくる場合もありますが、こうした事務所では自社のサイトでスカウトの方法や連絡先を明らかにしているので、少しでもおかしいと思ったら必ず事務所に電話で確認してください。もし本物のスカウトであっても、スカウトを装った犯罪が横行していることは芸能事務所も理解しているので、迷惑と思われることはないでしょう。

この記事に関連する記事

防犯のすゝめ

配達員が遭遇した見慣れない男は空き巣犯!コミュニケーションが犯罪を防ぐ

日頃からコミュニケーションをとっていたおかげで身近な人の異変に気付き、犯罪の被害を未然に防げたというケースは決して珍しいことではありません。 そこで今回は、店員や配達員が被害を未然に防いだ事例を紹介す …