防犯のすゝめ

白昼堂々の犯行も!連休中は“空き巣”にご用心

連休中は出かける機会が増えます。夏休みなどを利用して旅行を計画している方もいるでしょう。そんな時には住宅の防犯対策をすることで空き巣被害を防ぐことが可能です。

楽しい旅行の思い出を壊さないためにも、空き巣被害のための防犯対策をご紹介していきます。


空き巣犯は明るい時間帯も狙っている

空き巣と聞くと暗い時間帯の犯行を想像する方も多いはずです。しかし、明るい時間帯を狙った犯行も多いので注意が必要です。実際に、愛知県内では白昼堂々と住宅の塀を乗り越えて侵入を試みようとした被害が報告されています。当時、家主は留守でしたが、防犯ブザーが作動したことで窃盗などの犯罪行為は行われなかったと言います。

警視庁が発表した2023年の「窃盗 手口別 発生時間帯別 認知件数」によれば、空き巣被害で最も多い時間帯は日中の10時から12時でした。留守にすることが多い時間帯なので、空き巣被害に遭いやすい時間帯だと考えられます。ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの連休中は外出する人も多く在宅率が下がるので、より注意が必要です。


空き巣犯が留守か調べる際のポイント

空き巣犯は、事前に犯行しやすい住宅がないか下見をするケースも多いです。どういったポイントを見ているのか解説していきます。

・郵便物のチェック

ポストに郵便物が溜まっていれば「留守にしている」と判断されやすいです。新聞が何日分も溜まったままだと空き巣被害に遭いやすくなるので、近所や親族に回収をお願いするといった対策が必要です。

・カーテンをチェック

空き巣は家の外から住宅を観察していく中で、カーテンもよくチェックしています。何日もカーテンが閉まりっぱなしになっていれば不在だと判断されやすいので、被害に遭う可能性が高くなります。連休中に外出するとなればカーテンを閉じたままの状態が続くので、侵入しやすい家だと認識され、狙われるリスクが高まります。


日帰りでも要注意!防犯対策を講じよう

日中の犯行も多いので、連休中だけではなく日帰り旅行の際にも防犯対策は必須です。空き巣対策として有効な方法としては、二重施錠が挙げられます。ピッキングがされやすい鍵は新しい鍵に交換する他、補助錠としてもう1つ鍵を付けると侵入防止に役立ちます。また、窓への防犯対策も有効です。簡単に割られてしまうような窓は侵入されやすいので、割れにくいガラス窓に変更したり、割れにくくするシートを貼り付けたりする方法があります。

そして最も効果的な対策としては防犯カメラです。侵入されやすい玄関や窓、ベランダや駐車場などを監視できるよう、防犯カメラを設置すれば空き巣被害の防止を期待できます。スマートフォンと連携して自宅の様子を確認できるタイプのものを選べば、連休中や日帰りで旅行を楽しんでいる時も自宅の様子を見守れます。

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