防犯のすゝめ

身近な危険は、親切心を装ってやってきます!高齢者を狙った犯罪の手口と家庭での防犯対策

急速に高齢化が進む日本では、お年寄りの防犯にも意識を向ける必要があります。
たとえ、一人暮らしでなくても、振り込め詐欺やひったくりなどお年寄りの身の回りは犯罪に巻き込まれる危険がつきまとっています。

高齢の親と同居していたり、遠方で親が一人暮らしなどのときに覚えておきたい家庭でできる防犯対策をお教えします!

親切心を装って近づいてくる人物や電話には、要注意!

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誰しも高齢になってくると、注意力は低下してしまうもの。
宅配便を装った不審者をうっかり家にあげてしまったり、窓や扉のカギを閉め忘れたり、金庫があっても暗証番号が覚えられないため、カギをかけなくなってしまったり……。
いくら周りから呼びかけられても、「この人は親切だから……」とうかつに相手を信用してしまうこともあります。そうした人の良さに、犯罪者はいつもつけこんでくるものです。

「絶対に損をさせません!」と言われるがままに高額な商品を購入したり、押し売りに対してもハッキリと断れずに、つい試供品を受け取ってしまい、そこからズルズルと深みにハマっていくこともあるでしょう。
一度でも商品を買えば、多くの業者があの手この手で物を売りつけようとします。

また、寂しさから詐欺の電話に引っかかってしまうこともあり、お年寄りへの注意は必要です。普段からできるだけ何でも相談ができる環境を作ること、同居の場合は一緒に対応することが必要でしょう。一人暮らしの高齢者の家に見知らぬセールスマンが頻繁に訪れていたら、周囲が注意喚起をしてあげることが大切です。

力の弱い点を突いた物理的な犯罪

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お年寄りを狙った犯罪は、詐欺や悪徳商法といったものばかりではありません。
力が弱いと見られるため、ひったくりの被害に遭いやすい面もあります。無理に抵抗してしまったりすることが原因で、ケガを負ったり、命の危険にさらされることもあるでしょう。

お年寄りをこれらの被害から遠ざけるには、財産の保管先を考えることが重要です。預金通帳や有価証券は手元に置かずに、身内が預かるか、貸金庫を利用するといいでしょう。
非常通報装置を電話器に取り付けておくと、何か異常が起こったときに役立ちます。在宅時には二重ロックをしたり、可能であれば室内犬を飼ったりすることも効果的です。

大切なことは、やはり家族同士の呼びかけ

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お年寄りはそれまで生きてきた経験があります。そのため、つい自分の考えだけで行動してしまいがちですが、何かミスをしてそれを咎めてしまっても、家族の雰囲気が悪くなってしまうもの。

そんなときには、お年寄りにホームセキュリティーのリーダー的役割を担ってもらうのも、一つの方法です。自尊心を高めることにもつながりますし、お年寄り本人の注意力も向上することでしょう。
大切なことは、家族がバラバラで防犯対策に取り組むのではなく、一丸となってあたっていくということ。
そのためには、普段から家族相互のコミュニケーションが、何よりの防犯対策なのです。

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