自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
防犯対策の基本は、泥棒や危害となる人を住居に侵入させないということがポイントになっていますが、世間一般的に行われている防犯対策というのは、主に2つの要素に分けられているのが特徴です。
それは、「住居に侵入させない」ということと「侵入した場合は即座に捕まえる」という2点に。この2つを両立させることでベストな防犯対策を行うことが出来るのです!
こちらでは、この2つの防犯対策について、どのようにすれば良いのかということを詳しく紹介していきます。
泥棒というのは、突発的に住居に侵入して、現金や品物を盗んでいく無法者というイメージをしている人が多いかもしれませんが、泥棒をする人の多くは臆病という性質を持っているために、入念に調査を繰り返した上で侵入する家を決めているということを知っておく必要があります。
そして、入念に調査をするということは、泥棒が狙いやすい住居と狙いにくい住居に分かれるということになりますので、こちらでは泥棒が侵入しやすい住居の特徴について紹介していきます。
一般的に、家族で生活をしていると家族の生活パターンというのは決まっていることが多いです。
朝は子どもと夫が一緒に家を出て、奥様が家で掃除や洗濯をし、昼過ぎには買い物に出て、夕方には帰って来た子どもの面倒を見ながら夕食の支度を始めて、帰って来た夫と一緒に夕食を食べた後にお風呂に入って就寝するというような流れが各家庭には存在しています。
中には、毎週末の決まった時間には外食に出かけるという人も少なく無いと思われますが、このように決まった時間に決まった行動をしているというのは泥棒からすると狙いやすいポイントになってしまいます。
決まった時間には家に誰もいない状況ということになってしまいますので、その時間帯を狙われてしまうと、誰も泥棒が侵入していることを気付くことが出来ないということに繋がります。
泥棒を確実に行うためには居住者の性格まで読み取ることが重要になります。
その判別要素は持ち物や家の佇まいなど、実に小さなものなのです。
例えば、自家用車を持っている家や庭がある家などの場合は、それらも判別する要素ということになり、これらの手入れをしていないような居住者の場合は几帳面な人ではないというように判断されてしまいます。
几帳面な人ではないということは家の中に関しても外から見る限りでは分かりませんが、几帳面な人に比べると家の中も乱雑になっている可能性が高く、泥棒に侵入されてもすぐに気づく可能性が低くなっているために、泥棒が逃げ切れる可能性が高くなってしまうということに繋がるのです。
泥棒を捕まえるというのは非常に困難ですが、一般的に泥棒を捕まえるために居住者が出来ることというのは1つしかありません。
それは、ホームセキュリティの警備会社に加入すること。万が一泥棒に侵入された場合でも、警備会社の警備員が駆けつけることによって泥棒を捕まえてくれる可能性がアップします。注意しなければいけないのは、警備会社に加入しているからといって万全の対策をしていることではない、ということです。
警備会社は「警備業法に則って行動をする」というのが基本。警備業法の中に記載されている項目では、「警備会社は通報があってから25分以内に現地に到着しなければならない」となっているために、泥棒の犯行時刻から考えると間に合わないケースが多いのです。
そのため、警備会社は勧めているのは、家庭内にカメラや録音機などの機材を設置しておくことを推奨しています。機材の設置によって泥棒の被害に合った場合でも、泥棒の特定が可能となり捕まえやすくなるのです。
やはり一番大事なことは「自分で気をつけること」
先にも話したように、警備会社は心強いですが、完璧ではありません。警備会社に加入している状態であっても泥棒の被害に警備会社が保証してくれるということはありません。
また、警備会社に加入しているという安心感から気が緩んでしまって防犯対策が疎かになってしまう人も多いですが、泥棒はこのような心の隙間を狙って犯行に及ぶケースが多く、居住者の心掛けが防犯対策をする上で外せない要素となっていることを知っておく必要はあるでしょう。
防犯の基本は、犯罪を未然に防ぐこと。これを機に、少しだけ防犯へ意識を高めてみませんか?