防犯のすゝめ

自宅周辺で防犯に不安を抱える人は約4割!住まいの防犯対策に関する調査結果が公開

ニュースを観ていると自宅内や自宅周辺など、あらゆる場所で犯罪に巻き込まれている人がいることがわかります。女性1人だけの暮らしや子どもがいる家庭、高齢者のみの世帯などは、特に防犯に関する不安を抱えているはずです。

そこで今回は、防犯対策に役立つ情報として、近所とのコミュニケーションや挨拶といった対策方法をご紹介していきます。防犯対策を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。


自宅周辺で防犯に不安を抱える人は多い

株式会社ロイヤリティ マーケティングは「住まいの防犯対策に関する調査」を2024年に実施しました。「自宅周辺で防犯上の不安を感じたことがあるか」という質問をした結果、よく感じると答えた方は6.2%、たまに感じると答えた方は37.8%となり、全体の44.0%の方々は不安があるという調査結果となったのです。

住居形態別で見てみると、賃貸一戸建てでは不安を感じる方が67.7%と最も多く、次いで持ち家の一戸建てが47.4%という結果でした。そのため、マンションやアパートに住んでいる方よりも一戸建てに住んでいる方々の方が防犯上に不安を感じている方が多いということがわかりました。


防犯対策として「近所とのコミュニケーション」を前向きに検討している

また、同じく「住まいの防犯対策に関する調査」で「日頃から近所の方とコミュニケーションを取るように心掛けているか」と聴取した結果、積極的に心掛けていると答えた方が12.8%、時々心掛けていると答えた方が34.3%となり、合わせると47.1%と約半数近くの方々が、近所とのコミュニケーションで防犯対策をしていることがわかります。

「防犯意識を共有するために近所との情報交換をしたいか」という質問では、積極的にしたいと答えた方が12.2%、少ししたいと答えた方が42.8%となり、55.0%の方々が情報交換をしたいと考えています。同じような思いを抱えている方もいると予測できるため、防犯対策を考えている場合には、近所の方々との関わり合いを増やしていくよう努力してみるのもおすすめです。


「挨拶」で犯行を躊躇わせる効果も

近所とのコミュニケーションを深めれば防犯対策につながりますが、「どう接すれば良いのか」と悩む方も少なくありません。そんな時には簡単に始められる「挨拶」を取り入れてみてください。空き巣といった犯罪被害では防犯カメラやセンサーライトといった各家庭が取り入れている防犯対策以外にも、周辺に住む人たちの様子や近所づきあいなども確認しているようです。

警視庁による防犯対策情報を発信する「住まいる防犯110番」では、犯罪者が下見の際にあきらめる理由として「声をかけられる」が最も多いという結果が出たと掲載しています。近所の人に声をかけられたり、ジロジロと見られたりすることで「住宅に侵入しにくい」と考えるのでしょう。そのため、不審な人物や初めてみる人などがいた際には挨拶をして声をかけることが大切だとわかります。

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