自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
女性の社会進出に伴い、結婚後も仕事を続ける女性は増えました。同時に、住宅購入に対する意識の高い独身女性も見られます。40代および50代の単身世帯の持ち家率は、男性より女性が上回ったほどです。住宅購入時、単身女性が気を付けるべき防犯のポイントをご紹介します。
住宅選定時に見ておきたいポイントが設備です。オートロックや防犯カメラ、TVモニター付きインターホンは、新築分譲マンションでは完備されているケースも増えました。建売の戸建て住宅でも、インターホンを用意している物件は見られます。
高い防犯基準を満たしている物件は、「防犯優良マンション」の登録を受けています。堅牢な玄関の鍵、破られにくい窓ガラスのほか、鉄筋コンクリートや鉄骨造の物件であることが条件です。登録を受けたマンションは、防犯優良マンションの認定証が交付されます。
一方、戸建て住宅の場合、防犯対策への確認に関する基準が設けられていません。また、マンションと比べると施設が広いため、防犯に関する難易度も高いと思います。防犯カメラやオートロックのほか、庭や窓ガラスの強化など、自主的な防犯対策を心掛けるようにしましょう。
さまざまな犯罪の中でもストーカー被害に遭う女性は少なくありません。自宅の玄関前でイタズラされていることもあるため、犯人を突き止めるために、防犯カメラを設置しようと考える人もいるでしょう。一軒家なら問題ありませんが、マンションやアパートのような集合住宅の場合は法的な注意が必要です。
集合住宅の共用部分は、区分所有法における共用部分の変更に該当します。本人の意思のみならず、議決権を持ったオーナーや集合住宅の住人たちから許可を取らなければなりません。防犯カメラによる撮影は、他の居住者のプライバシーを侵害する恐れがあるためです。手続きを取るのが大変と考えられます。
ただし、犯人が特定できると警察は動きやすくなります。特に、防犯カメラは「誰がどんな行動をしたか」を示す強力な物的証拠です。ストーカー被害を解決する大きな一歩になるため、事が起きる前に設置を検討しましょう。
持ち家のある単身女性は増えました。しかし、女性の一人暮らしは心細い点もあると思います。防犯対策が十分な住宅を購入するか、入居後に防犯グッズを設置しましょう。十分な事前準備を行い身を守るようにしてください。