自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
家を留守にした間に侵入されてしまう空き巣。留守中に去ってくれればまだいいものの、中には犯人に居残られて襲われるケースもあります。そんな空き巣被害を防ぐのに効果的といわれているのが、光や音を活用した防犯対策です。具体的にどんなものなのかご紹介しましょう。
多くの空き巣は、下見をして狙った家や周辺地域を事前調査しています。例えば、留守かどうかを確認するのは簡単です。チャイムやインターホンを鳴らして人が出てこないことで、留守がちの家かどうかを判断できます。
また、新聞や手紙、宅配便の不在票などでも留守を確認できます。旅行などで留守にする場合は、知人に預かってもらうように頼んでおくのも一案です。玄関や室内の電灯をつけたまま外出したり、人が近づくと自動で反応するセンサーライトを設置したりするのもよいでしょう。雨戸やカーテンが閉まりっぱなしの家も、狙われやすいといいます。洗濯物の取り入れ時間が遅い、洗濯機やテレビなどの生活音がしないなども、空き巣の下見ポイントです。
不審者を近づけないようにするためには、防犯対策が必要です。警察もすすめる対策としては、敷地内に入りにくくする、窓などの侵入口に近づきにくくするなどがあげられます。例えば、家の周辺に玉砂利を敷いておくと、空き巣が足を踏み入れた瞬間に音が出ます。センサーライトや防犯カメラを目立つように設置しておくのも効果的です。
侵入経路を塞ぐのも対策方法の一つ。物置やエアコンの室外機などで2階への足場を作らない、侵入できないように工作物を設置するなど工夫してみましょう。また、空き巣は顔を見られたり録画されたりするのを嫌がるため、カメラ付きインターホンを導入する、ダミーの防犯カメラを設置するといった方法も防犯対策となります。
植物などが植えられていて周囲からの見通しが悪くなっている家は、空き巣に狙われやすい傾向にあります。防犯対策のためには、できるだけ死角を作らないようにしましょう。
その他、地域での協力が必要となりますが、家の周辺に防犯灯を設置して夜間の見通しを良くする、防犯パトロールをする、隣近所との声かけをこまめにする、というのも効果的な防犯対策です。
空き巣対策に有効な防犯グッズとしては、センサーライトや振動センサー、防犯砂利などが代表的です。人が来たことを感知してライトで知らせるセンサーライトは、訪問者にとっても不意を突かれます。手軽に設置しやすい防犯グッズでもあり、ソーラー式や乾電池式なら、電気が通っていない場所にも使えるので便利です。
振動センサーは、振動を感知して警報音が鳴る防犯グッズです。窓などに取り付けることもでき、空き巣が驚いて逃げ出す効果が期待できます。防犯砂利は、通常の砂利よりも音が大きくなるのが特徴です。敷き方にもコツがあるため、プロに依頼するのがよいでしょう。
空き巣を防ぐ防犯対策は、取り組みやすいものがいくつもあることがわかりました。始められるところから早速導入してみることが、空き巣被害を未然に防ぐ対策となります。