防犯のすゝめ

「ラクして稼ぐ」には注意が必要!不動産投資の落とし穴

「給料のほかにも収入源がほしい」「働かなくてもお金が入る仕組みをつくりたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。そのような方が選ぶ方法の一つとして、不動産投資があります。しかし、不動産投資につけ込んだ詐欺に遭う可能性もあるのです。

この記事では、不動産投資の仕組みや詐欺の手口について解説します。被害に遭わないための対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。


不動産投資の仕組みとは?

不動産投資は、金融機関から融資を受けてマンションなどの物件を購入し、その物件のオーナーになることで家賃収入を得られます。自分が金融機関に返済する金額以上の家賃収入があれば、何もしなくても収入が入る仕組みです。

不動産投資には「区分マンション投資」と「一棟もの投資」の2種類があります。以下で詳しく見ていきましょう。

区分マンション投資とは、部屋単位でオーナーになれるものです。1部屋からはじめられるため、初めて不動産投資をする方や大きなリスクを避けたい方におすすめの方法となります。

一方、一棟もの投資とは、その名のとおりマンションなどに一棟丸ごと投資するものです。短期間で規模を大きくしていきたい方には、一棟もの投資が向いているでしょう。


悪徳営業マンに注意しよう

物件を購入するにあたり、はじめに頼る場所は不動産会社の場合がほとんどでしょう。相談に行けば、不動産会社の営業マンからさまざまな物件を紹介してもらえるはずです。

しかし、不動産会社営業マンは“売る”プロであって、決して不動産全体のことを知っているとは限りません。そのため、不動産投資についても知らない場合があり、物件をただ売りっぱなしにする営業マンもいます。買ったあとに修繕が必要になるなど、買った瞬間に赤字になる物件をわざと買わされることもあるため、物件選びは慎重に行いましょう。


不動産投資詐欺に遭わないために

不動産投資詐欺に遭わないための基本は、まずしっかりと不動産投資について学ぶことです。不動産を購入したあとは、オーナーになってやり繰りしていかなければならないため、最低限の知識は必須です。

また、正しい知識を身に付けることで、悪徳営業マンの提案がおかしいと気づくことができます。知識があればおのずと信頼できる不動産会社を選ぶことも可能です。信頼できる会社であれば、購入後のフォローもしっかりしてもらえるでしょう。

ほかにも、不動産投資仲間と交流するのは有効な手段です。自分がどうすればよいかわからない時など、話を聞いてもらえます。悪徳営業マンについての情報を共有することで、不動産詐欺に遭う可能性も低くなるでしょう。

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