防犯のすゝめ

セキュリティソフトがより安全に!今すぐ取り入れたいネットのセキュリティ対策

セキュリティソフトに新機能が追加され、より安全性が高くなりました。ネット詐欺が巧妙化している中、今回の開発は非常に大きな発展です。

今回は個人情報を保護する2つの機能と、セキュリティ対策を行うべき理由について解説します。

ウイルスバスタークラウドが新機能搭載のセキュリティソフトを発表

ネットショッピングやネットバンキングが増加する中、トレンドマイクロが提供するセキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」から新機能が搭載された最新のセキュリティソフトが発表されました。

新ソフトではさまざまな機能にAI技術を取り入れているのが特徴。自動的に怪しいサイトを判別しアクセスできないようブロックする、 Gmailなどのウェブメールに送付されたメールの内容を文章や添付ファイルから確認し問題があれば警告する、といった最新の機能を使うことができます。

さらに、ネット上での決済を安全に行えるような決済保護ブラウザや、カード番号を外部に漏らさない保護システム、ブラウザの設定をプライバシー観点で確認する機能など、高機能なスペックを備えたソフトとなっています。

クレカ入力を保護する2つの機能

ここからは新セキュリティソフトの注目機能について詳しく解説します。ネット詐欺で多いのが、クレジットカード情報を入力する際に個人情報を盗まれてしまうという被害。頻発するクレカ被害を防ぐため、新ソフトには2つの保護機能が搭載されています。

一つ目は「送信したくない情報」を事前登録する「情報漏えい対策」機能です。クレジットカード番号や口座番号など、機密性の高い情報を登録しておけば、対象となる文字や数字を含む情報を送信できなくなります。番号全てを登録する必要はなく、連続した7桁の英数字を設定すれば完了、また必要があれば一定時間制御を無効化することも可能です。

二つ目は偽入力画面をブロックする「決済保護ブラウザ」。いつも使うブラウザをセキュリティ強化したもので、使い慣れた操作感を保ったまま安全に使用することができます。銀行や証券といった金融機関のサイトを事前に指定しておくことで、そのページにアクセスすると同時に決済保護ブラウザへ自動的に切り替わります。万が一フィッシングサイトに誘導された場合、決済保護ブラウザになっていないことで詐欺だと気づくことができるでしょう。

PCだけでなくスマホにもセキュリティ対策を

パソコンのセキュリティ対策はやっているけれどスマホは特にやっていない、という方は多いでしょう。しかし現在ではネットショッピングやネットバンキングをスマホでも行っている人が大半です。そのため、スマホにもセキュリティ対策を行う必要があります。

パソコンと同じように、セキュリティ対策ソフトを導入しましょう。アプリストアには無料のものも多く存在しますが、安全性や信頼性の面から考えると有料版を選ぶのがおすすめ。ウイルスバスター、ノートン、マカフィーなどの有名な会社からリリースされているアプリを選ぶようにしてください。

今すぐできる対策としては、最新OSにアップデートする、公衆フリーWi-Fiをなるべく使わない、二段階認証設定を行う、アプリのアクセス制限をかける、定期的にデータをバックアップしておく、といったことが挙げられます。

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