防犯のすゝめ

チャットボットが詐欺犯罪の手口に!?新たなボット攻撃が世界中で増加

近年ECサイトに対するボット攻撃が世界中で増加しており、詐欺の手口もAI技術の進歩とともに最新化しています。その被害は企業だけにとどまらず一般消費者にも及ぶため、日頃から注意しておかなければなりません。
今回はボットウイルスを詳しく説明するとともに、被害を受けないための対策について解説していきます。

ECサイトを狙った2大詐欺ボットが世界中で広まっている

チャットボットを利用した最新の詐欺被害が世界中で広まりつつあります。人工知能(AI) 技術の発展に伴って詐欺の手口も進化しており、発見・対処するのが非常に難しいというのが現状です。特に多い被害が「スキャルピング」と「ラピッドファイヤー詐欺」と言われる2大詐欺。プレイステーション5がスキャルピングされた事例はビッグニュースとなり、世界中を脅威にさらしました。ラピッドファイヤー詐欺は、商品購入の際の支払プロセスを全て盗み取るというもので、クレジットカード情報や個人情報の流出が危ぶまれています。

ボットウイルスとは?

そもそもボットとは、ロボットからきている言葉であり、あらかじめ決められたタスクを自動的に行うプログラムのことです。Twitter上で定期的につぶやきを行うボット、オンラインショップで質問に答えるボットなどは、一度は目にしたことのある身近な例でしょう。そのようなプログラムに入り込み悪用するのがボットウイルスです。
サイバー犯罪者はパソコンやスマートフォンに外部から侵入し、遠隔操作を行う司令塔「C&C」となります。C&Cが指示を出すことで、感染したデバイスは一斉に操られ、個人情報・カード番号などを盗み取るよう動き出します。さらにネズミ講方式でウイルス感染が知らない間に拡大していくのもボット詐欺の恐ろしい点です。
また詐欺実行までの時間が非常に早いという点も特徴。従来の詐欺手口よりも格段に速度が上がっているため、発見した時にはすでに手遅れだったというケースが多くなっています。そのため、被害防止のためあらかじめ準備しておくことが非常に重要です。

主な感染経路と被害を未然に防ぐ対策

ボットはパソコンやスマートフォンなどあらゆるデバイスに潜んでおり、C&Cサーバーからの指令が発信された瞬間にウイルスとして感染していきます。主な感染経路は「迷惑メールやSMSのリンク」「非公式アプリ」「webからのダウンロードファイル」「すでに感染しているwebページへのアクセス」です。
詐欺被害を事前に防ぐためには、むやみにURLをクリックしないこと、怪しいアプリやサイトの利用を止める、といった基本的なことを心がけるのが1番効果的です。また評価の高いセキュリティソフトを導入したり、ブラウザーのセキュリティレベルを上げておくことも有効でしょう。OSやソフトウェアは常に最新バージョンにしておくと安心です。

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