防犯のすゝめ

一度やったら抜け出せない!闇バイトの恐ろしい手口とは

ちょっとしたおこづかいが欲しいからと、何気ない気持ちでアルバイトを始めることもあるでしょう。しかし、それが危険な闇バイトならどうでしょうか。

この記事では、闇バイトの危険性や手口を紹介します。闇バイトに手を出さないようにするためにも、ぜひ参考にしてください。


そのバイト、大丈夫ですか?

闇バイトは、あからさまに「闇バイト」「裏バイト」と表示して人を集めるわけではありません。具体的な仕事内容を明示せず、高額な報酬を全面に押し出し、人を募集しています。

そのため、世間をまだよく知らない学生やお金に困っている人などが、闇バイトにハマる傾向があります。「ラクして稼ぐ」などの謳い文句には気を付けましょう。

また、そもそも闇バイトはアルバイトではありません。「バイト」という単語がついていますが、これは犯罪の一種です。「書類を受け取りに行くだけ」「荷物を運ぶだけ」など簡単な内容ですが、どのような書類や荷物なのかわからないまま実行すると、知らず知らずのうちに、実は犯罪の片棒を担いでいたということになりかねません。


闇バイトの手口を詳しく解説

闇バイトは、どのように犯罪へと巻き込まれるのでしょうか。ここでは、具体的な手口を3つ紹介します。

一つ目は、X(旧Twitter)やInstagram以外のメッセージアプリを使うように誘導されることです。あまり聞き慣れないかもしれませんが、テレグラムというアプリは秘匿性が高く、海外や投資家の間でよく使われています。メッセージが自動で消える設定ができたり、画面のスクリーンショットを撮ると使えなくなったりするのが特徴です。このようなアプリでやり取りを持ちかけ、闇バイトへ誘導します。

二つ目は、スマホを契約させられることです。犯人は、ターゲットに何台かスマホを契約させ、それを全て買い取ります。その行為自体に犯罪性はありませんが、そのスマホが犯罪に使用されると、名義がターゲットのままなので、知らない間に巻き込まれてしまいます。

三つ目は、卒業旅行をする学生に運び屋をさせることです。犯人は、学生が観光地から帰るときなど、「お金を渡すからこの荷物を運んでほしい」と呼びかけます。学生はお金ももらえて、帰るついでに持っていくだけなので、軽く引き受けてしまう人もいるようです。知らず知らずに犯罪の手伝いをしていることになります。 


闇バイトに手を出さないためには

まずは、簡単に高額報酬がもらえるということはないと理解しましょう。おいしい話には裏があると思って、ほぼ間違いありません。知らない間に巻き込まれて抜け出せなくなるだけではなく、家族や友人など身近な人にも迷惑をかけてしまいます。

高額報酬がもらえるからといってよくわからないことを引き受けない、中身のわからない荷物を預からないなど、おいしい話に乗らない姿勢が大切です。また、わからないことを聞いても教えてくれないときも、お金に惑わされずしっかり断りましょう。

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