老人ホームの入居権に関する詐欺事件とは?実例&対策方法を紹介
近年老人ホームの入居権に関連する詐欺が増えてきました。国民生活センターでは、「老人ホーム入居権」を譲ってほしいという詐欺電話による注意を促しているだけでなく、この詐欺手口が増加傾向にあることも警告して …
不正アクセスとは、第三者が悪意を持って個人情報や詐欺を目的に他人のIDやパスワードを盗むことです。年々手口が巧妙化しているだけでなく、深刻な状態になっています。
もし、利用したサイトが不正アクセスを受け、自身の個人情報が盗まれてしまった場合はどのような対策を取るべきでしょうか?
不正アクセスは、身近な環境で起こることもあります。2024年には、佐賀県玄海町のふるさと納税特設サイトが不正アクセスを受け、41万人あまりの寄付者のメールアドレスを含めた個人情報が流出したという発表がありました。
不正アクセスを受けたことが発覚して以降、即座にサイトを閉鎖して個人情報の流出について外部機関と調査を開始しました。しかし、結果的には寄付した41万3867人分の電話番号、メールアドレス、サイトのログインパスワードなどの個人情報流出が確認されたということです。
インターネットは私たちの生活になくてはならない存在となってきましたが、利便性が高まったゆえに、脅威も潜んでいることを忘れてはいけません。もし、個人情報が流出してしまった場合、どのような被害を受ける可能性があるのでしょうか。
個人情報が流出してしまった場合、考えられる被害として「二次利用」というものがあります。二次利用は流出した情報が業者に売られたり、IDやパスワードの不正利用がされたり、第三者に生活範囲が知られた結果ストーカーなどの被害に遭ったりする可能性があるのです。
情報が漏洩してしまった場合、アカウントの乗っ取りなどの被害に遭う可能性があります。このような場合は、警察または国民生活センターへ早急に相談しましょう。被害を拡大させないためにも専門機関への相談がおすすめです。
他にも情報漏洩にあったパスワードなどは即座に変更してください。同じパスワードを他のサイトでも使用している場合も同じ対応を取りましょう。パスワードに生年月日や自身の名前などの個人情報を含めることなく、推測されにくいものに決めるようにしましょう。
また、個人情報が流出したことが分かった場合は、その事実を周囲に知らせて間接的な影響を与える可能性があることを説明しておいてください。自身を装って金銭のやり取りなどが要求されても断るように周囲に知らせておけば、被害も最小限に抑えられるでしょう。