防犯のすゝめ

各地で強盗が多発!店舗での巻き込まれ被害を防ぐには?

強盗は決してドラマや映画の中だけのものではありません。とはいえ頭ではそれを理解していても、なかなか実感できないのが現実ですよね。たびたびニュースで強盗についての報道はありますが、その報道の数からすれば自分が巻き込まれるなんてまずあり得ないと考えるはずです。しかしテレビで報道されないだけで強盗事件はあなたが思っている以上に頻繁に起きているのです。そこで今回は2019年12月に起きた2つの強盗事件を紹介するとともに、強盗事件の巻き込まれを防ぐ方法について紹介します。

函館市でコンビニ強盗

12月9日、北海道函館市のコンビニに二人組の男が強盗に入りました。強盗は店員を刃物で脅し、レジにあった現金6万円を持って逃走。犯行時の店内にいたのはこの強盗と20代の男性店員だけで、現金を奪った強盗はすぐにその場を去ったといいます。店員は脅されただけでケガはありません。コンビニの近くには保育園や小学校、住宅街もあり、住民の不安を煽りました。警察は逃げた犯人たちの行方を追っています。

富士市の郵便局で強盗

12月5日には静岡県富士市の郵便局に強盗が入りました。手口は先ほどと同様、刃物をちらつかせ現金を出すよう脅すもの。こちらも郵便局内には犯人と局員のみで、局員にケガはありませんでした。奪われた現金は60万円とされていますが、事件から6日後の12月11日に逮捕されています。逮捕されたのは同じく富士市に住む70代の男性。犯人は犯行後、自転車に乗って現場から逃走していましたが、防犯カメラに映った姿や周辺住民からの聞き込みにより犯人を特定しました。警察は奪われた60万円と犯行に使われた刃物について探すとともに、犯行の動機についても調べを進めています。

強盗事件に巻き込まれないためには?

コンビニや郵便局での強盗が発生している以上、お店などで買い物をする私たちにとっても他人事とは言えません。過去には店でなく客を狙ったケースもあり、いくら用心してもしすぎることはないといえるでしょう。
お店での強盗についても、基本的には夜道での強盗対策と考え方は同じです。できるだけ店舗の前の人通りが多く、利用者の多い場所を選ぶこと。夜中など人が少なくなる場所を避けること。スマホやイヤホンの音楽に気を取られないようにすることなど。もちろん実際に巻き込まれることは多くありませんが、だからといって「私が強盗に巻き込まれるわけがない」なんて思うのは危険です。日頃から周囲に注意を向け、安全第一を心がけてください。

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