防犯のすゝめ

登下校中は連れ去りの危険大!小学生を誘拐事件から守るには?

小学生の登下校中はあらゆる危険が潜んでおり、誘拐事件も多発しています。お子様が被害を受けないためには事件の実態や防止策を学んでおくべきです。

今回は小学生に関連した事件の現状や持っておきたい防犯グッズを説明していきます。

豊田市で12歳女子児童の誘拐事件発生

豊田警察署は、小学6年生の女子児童を誘拐したとして東京都在住の自称塗装業・庄司海斗(20歳)を逮捕しました。

警察の調べでは、容疑者は登下校中であった女子児童に対し「家に帰るのが嫌ならうちに来れば?」などと誘い、数日間かけて豊田市内から自宅まで連れ回した疑い。なかなか家に帰らないことを心配した女子児童の家族から捜索願が出され、防犯カメラに映った2人の映像などから事件が発覚したとのことです。

庄司容疑者はSNSを通して女子児童と知り合い、数日前にも会っていたとみられています。調べに対し「相手が13歳以下の女の子ということは知っている上で行為に及びました。」と容疑を認めています。

小学生が巻き込まれる事件の実態

警察白書の統計データによると、13歳未満の子どもが被害にあう事件の総数は2001年をピークに減少傾向にあります。しかし「強制わいせつ」や「略取誘拐」など心身ともに深い傷を負うような重大事件については、過去10年横ばいとなっており今もなお警戒すべき状況が続いています。

小学生と未就学児の件数を比較すると、略取誘拐は約1.6倍、強制わいせつでは約7倍も小学生の方が多くなっています。また中学生と比べても小学生の被害者数が多く、小学生児童は犯罪者から狙われやすい傾向が読み取れます。

小学生を狙った事件は登下校中の路上で発生しやすく、特に犯罪者が好むのは「入りやすい場所」、「見えにくい場所」です。そのため登下校中の防犯対策をしっかりと行うことが非常に重要と言えるでしょう。

小学生に持たせたいおすすめの防犯対策グッズ

登下校中の危険を回避するためには防犯対策グッズが有効です。実際の利用者が「買ってよかった」と満足しているものをいくつかご紹介します。

必ず持っておきたいのが「防犯ブザー」。学校から支給されるところも多く、小学生の必需品となっています。最近では音量や使用方法など、さまざまな種類が販売されており、お子様の年齢や使用頻度によって最適なものを選ぶことができます。100dB以上の大音量タイプ、ボタンが大きいもの、防水・防塵機能付き、がおすすめです。

また「キッズケータイ」を持たせる家庭も増加しています。GPS機能やメッセージ機能など便利な機能が揃っており、お子様の安全を守るには非常に効果的です。インターネットやゲームができないようブロック機能が付いているものも販売されているため、「小学生には早い」「子どもが遊びに使うかもしれない」という親御さんでも安心して持たせることができます。

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