防犯のすゝめ

空き巣の最新動向発表。侵入経路の違いや窓による被害防止策を徹底解説

旭化成ホームズの調査により空き巣被害の最新動向が発表。その結果では地域で侵入経路に違いがあることが判明しました。

今回は空き巣の傾向と防犯対策のコツについて紹介していきます。

空き巣に狙われやすい家の最新動向が判明

旭化成ホームズくらしノベーション研究所では過去15年間の空き巣事件を調査し、最新の手口にはある傾向があることを明らかにしました。地域により侵入経路が違うこと、省エネガラスの普及で侵入手口が変化したこと、などが調査結果で判明。

コロナ禍によって在宅時間が増えたため、空き巣狙いなどの侵入窃盗は減少傾向にあります。しかし、オートロックやピッキング対策が充実しているマンションと比較して、一戸建ての被害件数は未だに高いままです。

また家にいるからといって侵入窃盗被害は全く起こらないわけではありません。逆に油断して防犯意識が弱まっているからこそ狙われやすいケースも多くあります。コロナ禍で在宅時間が増えている場合でも常に気を付けておかなければなりません。

空き巣の侵入経路は地域によって違う!

旭化成ホームズの調査で興味深い結果が分かりました。それは地域によって空き巣の侵入経路が違うということです。「東京・神奈川」「関西圏」「中部圏」の3エリアで比較したところ、それぞれ地域や立地の特性により手口が異なっていました。

東京・神奈川では建物の奥側から侵入されるのが一般的であるのに対し、関西圏では建物側面から侵入されるケースが多く、中部圏では正面からの侵入被害が最も多くなっています。その要因としては、東京・神奈川の大都市圏は建物が密集しており、通行人からの視線を避けるために奥側が選ばれるのだと言います。関西では道路幅や敷地にある程度余裕があるため、建物側面の中央付近が狙われやすいのです。また車社会である中部圏は犯人も車を使って犯行に及ぶことが多く、なるべく道路に近いところ正面が選ばれる傾向にあります。

このように地域によって犯罪手口が異なるため、それぞれの特性を考慮した対策を取る必要があります。

防犯強化するには窓がキーポイント

空き巣被害の大半は「窓」が原因です。以前はガラスを割って窓から侵入されていましたが、近年は防犯性の高いガラスが装備されているため「こじ開け」の手口が増えています。

こじ開け侵入に対抗するためには、スリット窓や高窓が防犯対策に有効です。スリット窓とは人が通れないような幅の細い窓、高窓は地面から2mを超えるものです。一戸建ての場合は裏の勝手口から侵入されるケースも多いため注意しておきましょう。

また見落としがちな「シャッター」にも気を付けておくべきです。シャッターを閉めずに外出してしまうと、夜になった時に電気が付いていないことで留守だとバレてしまいます。実際にシャッターが開いたままになっている家の侵入率は、閉めていた時の30倍にもなっています。

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