スマホで確認できる!ネットワークカメラのメリット
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「薬物なんて自分の人生には関係ないことだ」と思っている方も多いでしょう。しかし、薬物乱用のきっかけは、あなたが思っているより身近なところにあるかもしれません。
今回は薬物乱用に関するニュースを紹介するとともに、薬物乱用のきっかけや依存症の恐ろしさについて紹介します。
9月17日、富山県警は大麻などの薬物を所持・使用したとして、県内に住む20〜60代の男女を9人逮捕したことを公表しました。逮捕のきっかけとなったのは、5月に逮捕した暴力団組員の捜査です。彼らは覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕されており、捜査の中で薬物を販売している可能性が浮上し、複数の地域で一斉に捜査を進めることとなりました。
逮捕された9人のうち2人の男女は同居人でしたが、それ以外のつながりはないようだといいます。警察は9人の自宅から、覚醒剤や大麻、注射器などを押収しました。また、容疑者らが薬物購入にあてたお金は暴力団の資金源になっている可能性もあると考えられており、警察は引き続き捜査を進めています。
麻薬・覚せい剤乱用防止センターによると、薬物乱用のきっかけで多いのは友人や知り合いからの勧誘だといいます。ただでさえ依存の克服が難しい薬物ですが、乱用の時期が早ければ早いほど体に影響を与え、治療が難しくなってしまいます。
大麻の乱用に関連した検挙者は、2014年以降急激に増えています。この検挙者のうち、半数近くは20代以下の若者であり、中には中学生や小学生で検挙された事件もありました。
欧米における大麻解禁のニュースなどを知り、大麻はそれほど体に悪影響を与えないと思っている若者も多いといいます。警察が大麻所持者を対象にした調査によると、そもそも大麻が危険だという意識がない人もかなりの割合でいるとのこと。薬物依存に対する知識がなく、1回くらいであれば大丈夫と考える人も少なくないようです。
最初から薬物依存になるつもりで薬物に手を染める人はいません。薬物のせいで亡くなっている人、入院生活を余儀なくされている人も、みんな最初は「1度くらいなら大丈夫」「危ないと思ったら止めればいい」と考えていたのです。
薬物は乱用した人の脳を破壊し、肉体的にも精神的にも常に不安定な状態になります。なんとか依存症を乗り切った人でも、急激に禁断症状が出るフラッシュバックから逃れる方法はありません。薬物から身を守るためには、こうした薬物の危険性を十分理解しておく必要があります。