防犯のすゝめ

「家にいれば安全」とは限らない!?在宅中の防犯対策を整えましょう

コロナ禍でおうち時間が増えている家庭も多いですが、在宅=侵入窃盗の心配がないとは限りません。対策を怠っていると強盗にあう可能性も十分に考えられます。

今回は近年の侵入窃盗事例やおすすめの防犯対策方法について解説していきます。

侵入窃盗認知件数は横ばい。在宅中でも強盗にあう危険は免れない

警視庁の調べによると、2020年の侵入窃盗認知件数は全国で約44,000件と非常に高い数値となっています。セキュリティ対策を行う家庭も増えていますが、件数は未だ横ばい状態です。

コロナ禍では「忍び込み」や「居空き」といった手口に注意しなければなりません。忍び込みとは、就寝中の夜間などに侵入・窃盗すること。居空きとは、住人が家事をしている最中や家族で団らんしている間のちょっとした隙に侵入・窃盗することです。在宅中の侵入窃盗では、お金や物を盗まれるだけでなくうっかり鉢合わせてしまった場合には命の危険も潜んでいることが恐ろしい点です。

感染症対策として窓を開けっ放しにしている家庭は多いため、さらに防犯意識を高める必要があるでしょう。

在宅中の侵入窃盗事例とは?

在宅中に発生する侵入窃盗の具体的な事例を2つ紹介します。

最も代表的と言われるのが「押し込み強盗」です。近年ネットショッピングの利用が増えたことから、宅配業者を装って行われる場合が多くなっています。押し込み強盗は玄関のドアを開けさせ無理やり入り込むという手法です。最近では「コロナが検知されたので消毒します」といった手口も出てきています。

もう1つは「呼び出し強盗」と呼ばれる手口。宅配業を名乗り「道が狭くて通れないので外に出てきて荷物を受け取ってください」と連絡が入ります。住人が外で待っている間に家の中へ侵入し、金品を盗むという流れです。このような電話がかかってきた場合は注意しておきましょう。

在宅中に備えたいおすすめの防犯対策

忍び込みや居空きの被害は約60%が「窓」から発生しています。そのため窓周辺は厳重に防犯対策しておくことが大切です。

窓の周りには雑貨や観葉植物を置いておくのがおすすめ。窓から侵入しにくくなる他、物が倒れた時に音が鳴るので強盗に気付きやすくなります。

窓に補助錠を取り付けるのも効果的です。ホームセンターや100円ショップにはたくさんの補助錠が販売されており、手軽に手に入れることができます。値段もそれほど高くないため導入しやすいでしょう。

さらに玄関や窓の周りに防犯ステッカーを貼っておくと安心です。防犯意識の高い家=狙いにくいと判断されるため、強盗被害のリスクを下げることにつながります。

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