自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
特殊詐欺の一つに、国際電話番号を悪用した詐欺があります。突然見知らぬ国際電話番号からかかってくるため、びっくりして出てしまうということもあるかもしれません。
ここでは、国際電話番号を利用した詐欺の手口や対策を紹介します。
2023年に入り、国際電話番号を利用した詐欺が急増しています。2022年の被害件数が150件なのに対し、2023年はすでに2,000件超えです。国境を越えて気軽に通話できる便利な世の中ではありますが、それを悪用する人がいることを忘れてはいけません。
しかし、国際電話番号を利用した詐欺は、すべて国外からかかっているわけではありません。
国際電話番号が使えるスマートフォンのアプリを利用して、国内からかけている可能性もあります。犯人が国内にいるのか海外にいるのか判別しにくいことから、捜査当局も警戒を強めています。
そもそも国際電話詐欺とはどのような手口なのでしょうか?国際電話詐欺の一つに、国際ワン切り詐欺と言われる手口があります。
具体的には、国際電話のワン切りに対して折り返し電話をすると、高額の通話料が請求され、支払った通話料の一部が詐欺グループに渡ってしまうというものです。そのため、通話時間が長引けば長引くほど被害額が増えます。この場合、大きな額を搾取されることはなかなかありませんが、少額だとしても詐欺に変わりはありません。
最近では、サポートダイヤルのようにパソコンに電話番号を表示させる手口もあるようです。国際電話詐欺は、さまざまな手口で国際電話番号にかけさせようとするため気をつけましょう。
国際電話は「+〇〇」からはじまるのが特徴です。そのため、パッと見て国際電話番号だとわかります。
国際電話詐欺に遭わないための対策は、まず心当たりのない国際電話番号からの電話に出ないことです。出るだけでカモリストに登録される可能性があります。
カモリストとは、被害に遭いやすい人をまとめたリストです。そこに登録されると、ほかの詐欺被害に遭う可能性も高まります。もしも出てしまった場合は、名前を言わずにすぐに電話を切って、個人情報を伝えないようにしましょう。
また、着信履歴があったときも折り返してはいけません。かけ直すと通話料を支払わなければならなくなるためです。あやしい国際電話番号から何回もかかってくる場合は、警察に相談しましょう。