防犯のすゝめ

ウチの子は大丈夫……本当に?増加する子どもへの犯罪とその対処法◆学校・通学時・一人でお留守番

子どもを狙った凶悪犯罪が増加しているのは、皆さんもニュース報道などでご存知の通りです。
ただ、心配だからといってやみくもにお金をかければ、防犯対策が万全というものでもありません。
家族のライフスタイルに合わせて、必要なことにしっかりと自衛策を講じることがポイントですね。

特に小さなお子さんのいる家庭では、通学時や一人でお留守番をさせるときに、何かと不安が付き物でしょう。
ここでは、子どもを狙った犯罪を把握し、効果的な防犯対策をご紹介します。

幼児や子どもを狙った犯罪の種類

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子どもを狙った犯罪には、誘拐・監禁・脅し・暴行・いたずら・連れ出しなどがあり、その動機も興味・可愛かった・弱い者いじめ・子どもが欲しかった・話し相手・金銭目当てなど様々です。

幼児が対象の場合には、買い物や外出などで親が目を離した隙に連れ出されたり、公園などで遊ばせているときにいなくなったりします。お菓子やオモチャなどで引き付けられてしまい、幼児自身も被害を受けているという意識が薄い場合もあり、子どもに注意を促す一方で親自身も用心が必要でしょう。

親が心がける子どもへの防犯対策

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「知らない人についていっちゃダメ!」というのは、どこの家庭や学校でも言われていることです。
ただ、言葉だけで注意を促しても、子どもというのはすぐに慣れてしまい、あまり効果を上げないものでもあります。ですので、親の視点で子どもが犯罪に巻き込まれないように注意する必要があるでしょう。

まず大事なことは、子どもを一人で遊ばせないことです。
ずっと見ておくというのも大変なので、ご近所付き合いも活用して、子どもの遊ぶ姿をつねに把握しておくことが肝心です。また日頃から、知らない人の車に乗らないことや不審な人物に出会ったら、「逃げる」「声を出す」など教えておきましょう。塾や習い事の帰りは遅くなってしまうものなので、防犯ブザー・携帯電話・ホイッスルなどを持たせておくのも効果的です。GPS機能を使えば、子どもの居場所を把握できます。

子どもを狙った犯罪の発生時間にも注目する必要があるでしょう。
放課後となる午後2時~6時あたりが多くなると言われており、場所としては公園・空き地・屋上・人混みの中・エレベーターなどの人目につかない場所やいきなり車の中に連れ込まれるケースもあります。

学校や地域との連携も大切です

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何でも自分の家庭で行おうとすれば大変になってくるもの。
やはり、できるだけ多くの大人の目で子どもたちを見守るためにも、学校や地域との連携は欠かせません。
子どものことを心配するあまり、何でもご家庭だけで取り組もうとせずに、子どもに関わる大人たちを巻き込んでいくことが大切です。大人同士のコミュニケーションを綿密にすることが、子どもたちの安心を形作っていきますよ。

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