自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
さまざまなメディアでリベンジポルノという言葉を見かけることがあります。元々付き合っていたカップルがわいせつな写真や動画を撮影し、別れたあとにインターネットで写真を拡散することで起きるトラブルです。最近、リベンジポルノに見せかけたディープフェイクという事件も起きています。ディープフェイクはどのような問題を起こしているのでしょうか?
ディープフェイクとは、動画に登場する人物の顔や姿を第三者と合成して作成した動画です。GPUを搭載したハイスペックなPCが必要ですが、言い換えると、ハイスペックなPCさえあればディープフェイク動画を作れてしまいます。そこで、問題になっているのがディープフェイクを悪用したポルノ動画の作成です。
たとえば、女優や有名YouTuberのポルノ動画を作成するというケースが見受けられます。また、別れた恋人のポルノ動画を作ったという例もありました。本当は存在しないポルノ動画ですが、ディープフェイクの技術によって、さも実在する映像かのように見せることができるのです。
特に、動画を加工できる事実を知っている人は多くありません。多くの人は動画が加工されているとは考えず、その動画を信用してしまいます。複数の顔写真があれば作れてしまうので、ディープフェイクによってさまざまな嫌がらせができてしまうのです。
iPhone内に入っている写真や動画をもとに、ヌード画像を検出する「Nude」というアプリがあります。バージョン1.5では、端末でクラウド上にある対象画像を探せるようになりました。クラウド上の写真のうち、掲載されたくないヌード写真がある場合、アプリを使って削除できるのがメリットです。
Facebookでもリベンジポルノ対策を推進しています。拡散されたくない写真を持ったユーザーが当該写真を自分宛てにメッセージすると、今後同じ写真が投稿されないようにFacebook側で管理する仕組みが登場しました。リベンジポルノのトラブルが起きないSNSになることで、よりユーザーが快適に利用できる環境を構築することが狙いです。
リベンジポルノは進化し、ディープフェイクによって嫌がらせできるようになりました。インターネットを通じた悪意ある拡散が行われてしまうと、その人の人生にも大きな傷がついてしまいます。このようなトラブルから身を守るため、アプリやSNSの機能を活用してリベンジポルノ対策を準備しておくとよいでしょう。