安心してくらせるまちへ...

空き巣や強盗、ストーカーなど、一人暮らしの女性を狙った犯罪は数多くあります。「在宅時なら安心」と考える人もいますが、むしろ在宅時を狙って侵入してくるケースもあるので、一人暮らしの女性は特に防犯面を意識した物件探しが必要となります。

そこで今回は、一人暮らしの女性も安心して住める物件の特徴や、治安の良い街を選ぶ際のポイント、女性専用物件を選ぶメリットや注意点を解説します。これから一人暮らしを計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしの女性が安心できる物件の特徴

一人暮らしの女性でも安心して暮らせる物件の特徴として、以下のポイントが挙げられます。

・オートロックを採用している

・防犯設備が整っている

・玄関以外に侵入される危険性がある経路がない

エントランスにオートロックを採用しているマンションは、住民以外の人間は居住エリアに入りづらいです。さらに自宅の玄関も鍵が付いているため、セキュリティ面の安心感が大きいでしょう。また、オートロックだけでなくドアチェーンやドアスコープ、モニター付きのインターホンが設置されている物件は一人暮らしの女性でも安心して暮らしやすいと言えます。

2階以上の部屋に住む場合、近くに大きな木や塀、フェンスなどがあると、そこを足掛かりにベランダへ侵入される恐れがあります。登ってこられないかどうかもチェックしておきましょう。

治安の良い街を選ぶ際のポイント

安心して暮らすためには、物件だけでなく住む街選びも重要となってきます。防犯面を考えるなら、できるだけ治安の良い街を選ぶようにしましょう。治安の良い街を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

・犯罪発生状況を確認する

・過去の事件発生状況も調べる

・街路灯が整備されていて夜でも明るいか

・ファミリー層の多いエリアか

住みたい街を管轄する警察や自治体のホームページなどを確認すると、犯罪の発生状況を調べられます。また、不動産会社に依頼して過去に起きた事件や災害なども調べられるでしょう。犯罪の種類や発生場所などを考慮して、本当に安全かどうか確認してください。

また、仕事帰りなどで暗い中帰宅しなくてはならない状況だと、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。そのため、道に街路灯が整備されていて、夜でも相手の顔が認識できるほど明るいかどうかもチェックしてみてください。ファミリー層が多く住んでいるエリアだと、地域内でのつながりが強く防犯対策を講じているケースも多いため、一人暮らしの女性も安心です。

女性専用物件を選ぶメリットと注意点

近年は女性しか住めない「女性専用物件」も増えてきています。女性専用物件はセキュリティ設備が一般的な賃貸物件よりも充実しています。また、警備会社と連携しているところも多いため、万が一の事態が発生した場合でも迅速に対応してもらえます。また、女性専用ということもあり、可愛らしいデザインの物件が多いのも魅力です。

セキュリティ設備などが充実しているものの、代わりに家賃が高めに設定されている場合も少なくありません。また、一般的な賃貸物件に比べて数が多くないため、女性専用物件に入居できるまでに時間がかかる可能性もあります。これらの注意点も考慮しつつ、女性専用物件に住むかどうか検討してみてください。

女性が一人暮らしを行う際には、住みやすさだけでなく防犯面もチェックしておくことが大切です。安全な暮らしを実現させるために、防犯設備が充実している物件をなるべく選ぶようにしましょう。