自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
コミックマーケットなど、何十万という人が訪れることもあるアニメやゲームのサブカル系イベント。しかし楽しいイベントを一変させてしまうような盗難被害も少なくないようで、SNSでも「オタク系イベントは盗難に注意して!」と呼びかけが行われています。
オタクイベントでの窃盗は少し前から流行を見せており、大きな話題になったのは2014年。Twitterで、「最近はオタクイベントを狙った外国人窃盗グループが入り込んでるらしいです。私もスペース裏の蓋した段ボールの中のお財布から、中身だけ盗られました」というツイートが話題になりました。
コミックマーケットなどのイベントでは同人誌など自作の物品が販売されるため、ただ買い物に来るだけでなく、出品するために参加する人も少なくありません。このツイートをした人も、「スペース裏の段ボール」という発言から恐らく出店した人だと思われますが、例えば2014年の「コミックマーケット86」では出店サークルが3万5,000もあり、かなり多くの人が商品やお金を持って集合していることになります。
コミックマーケットで販売されるものの中には、オークションなどで高額取引されるものもあり、商品自体を狙われる可能性も。サークルとして出店した場合には、商品と売り上げが集中してしまうので、席を外した瞬間などに狙われやすくなってしまうよう。
さらに、「コミケのために貯金してる」「毎年ウン十万をコミケで使ってます」という声があるように、買い物に来る人も大金を持ってきているケースが多いのも狙われやすい原因。財布はポケットに入れたりせず、イベント用に首から下げられる財布などを用意すると良いかもしれません。
コミックマーケットで注意したい犯罪は窃盗だけではありません。出店者が注意したいのが「つり銭詐欺」。1,000円を渡されてお釣りを返そうとしたところ、「5,000円渡しましたよ」「1万円渡したはずですけど」と嘘をつかれ、必要以上のお釣りをだまし取られてしまうという詐欺です。
沢山のお客さんが来てしまうと、「早く会計しないと」と焦ってしまいますが、そこに詐欺師はつけ込んできます。会計が終わるまでは受け取ったお札を出しておくなど、焦らずに決まった流れを作るようにしましょう。
また、海外のコインを使って会計しようとする不届き者も。特に、韓国の「100ウォン」玉は100円玉とよく似ていますが、100ウォンは日本円にしておよそ10円。受け取ったお金はすぐに片づけず、お札も硬貨もしっかり目視してください。
荷物からは目を離さない、お金は確認するなど当然のことのように聞こえますが、浮かれていたり、焦っていたりで普段通りの行動ができなくなるのがイベントというもの。落ち着いて楽しい時間を過ごせるよう、出店する際には会計の流れを練習してみたり、事前の準備も行うようにしましょう。