防犯のすゝめ

梅雨の時期は泥棒が増えるってホント? 雨を泥棒が好む理由!

梅雨の時期は嫌なことがいっぱい。じめじめとした蒸し暑い天気、カビの増殖、洗濯物が干せないなど頭を抱える問題がありますが、実は犯罪に対してもいつも以上に注意が必要。梅雨の時期には犯罪、特に空き巣が増えると言われています。

梅雨の時期は犯罪が増える?

2015年6月の『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では経済評論家の門倉貴史さんが、梅雨の時期は泥棒が増えると指摘。半数の泥棒はガラスを破るときに一番注意することとして、「なるべく音を立てないようにする」と答えたそうですが、雨は防音の役割をするので泥棒は梅雨を好むのだとか。

他にも雨が降っていることで、足音や匂いもかき消される、傘で自然に自分を隠すことができる、一般の人も傘をさしているため周囲の人の顔をあまり見ない、といった泥棒のメリットがあるようです。

空き巣対策に効果的な防犯法は?

そんな梅雨の時期に推奨する防犯方法をいくつか紹介していきます。

まずは防犯フィルム。ガラスを破って侵入する手口が多くなる時期なので、これはかなり有効な手段と言えます。しかし防犯フィルムを錠付近にだけ貼るという人も多いそうですが、これに対しては「かなり効果が薄くなる」なんて指摘も。アニメなどで見るように、錠付近のガラス部分だけ綺麗にくりぬいて、錠を解除して侵入する泥棒は少ないという意見があるからです。

また、防犯フィルムを貼っても絶対にガラスが破られないということにはなりません。しかし防犯フィルムが非常に有効と考えられているのは、泥棒に時間をかけさせられるから。空き巣の過半数は窓から侵入しますが、この侵入に5分以上かかると、なんと9割以上が諦めるなんて言われています。

そこでさまざまな場所で唱えられているのが「5分耐えれば大丈夫」という説。防犯フィルムをつけると泥棒を確実に通常以上に手こずらせることになるのですから、防犯フィルムは有効なのです。

でも、そもそも泥棒に目をつけられないことが一番ですよね。例えば洗濯物は泥棒にとって住人の生活サイクルを知る良い指標になります。外に洗濯物を干すと不在の時間帯を見定められることがあるので、防犯の観点から考えると部屋干しを推奨。

また窓付近に大きな植物などを置くと死角が生まれるため、泥棒に侵入しやすいと判断される恐れがありますよ。

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