自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
電話番号やメールアドレスさえあれば誰でも登録できるSNSですが、その手軽さゆえに犯罪の温床となることもあります。今回紹介するのはSNSをきっかけとした殺人事件。その他日本で起きたSNSに関連する事件の現状やSNSでの犯罪から身を守る方法について紹介します。自分自身が気をつけなければいけないのはもちろん、自分の子どもを犯罪の手から守るためにも実際の事例を確認しておきましょう。
9月12日、東京都池袋にあるホテルで一人の遺体が発見されました。被害に遭ったのは30代の女性。遺体は袋のようなものに入れられており、足首に紐が結ばれている状態だったとのこと。犯人とみられるのは20代の男子大学生で、同月18日に逮捕されています。
警察の調べによると、容疑者はSNS上で自殺志願者を集め、これに関心を持った女性と接触を図り犯行に及んだのだそう。容疑者は警察が調べる前にメッセージのやり取りを削除していましたが、解析を行ったところ別の10代の女性にも声をかけており、合う約束までとりつけていたといいます。大学関係者は容疑者について「真面目な学生」「なぜこんな事件を起こすのか」と証言していました。なお殺害に用いた紐や袋は犯行前すでに準備しており、計画的に犯行を行ったものとみられています。依頼されて殺害を行った罪である嘱託殺人罪として起訴される予定ですが、捜査関係者はもともと誰かを殺害するつもりで人を探していたのではないかと話しています。
警視庁のSNSを利用した犯罪についての調査では、2018年には18歳未満の子どもの被害は1,811人だったといいます。被害者のうち最も多いのが高校生で991人。その後に中学生が624人、小学生が55人と続きます。犯罪の種類として最も多かったのは青少年保護育成条例違反で749人。児童買春は399人で、自画撮りを要求するなどの児童ポルノが545人と報告されています。
まずはSNS上で怪しい人物やコミュニティがあっても近づかないのが第一です。小さな子どもに対してはそもそもSNSを使わせないようにしておくのが無難でしょう。また信用できる相手だと思っても安易に接触してはいけません。オフ会など、現実世界で会う場合は細心の注意を払いましょう。最近は婚活を目的としたサービスも登場していますが、この場合は運営元がしっかりした会社であるか確認しておくことも重要です。