相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
どれだけ注意喚起されても絶対になくならない空き巣被害。テレビで報道されることこそ少ないものの、空き巣たちは全国各地で毎日のように悪事を働いています。
今回は最近発生した空き巣事件を紹介するとともに、空き巣から家を守る効果的な対策について紹介します。
7月21日、神奈川県警は窃盗などの容疑で小学校教諭の20代男性を逮捕しました。容疑者は5月19日の夜、自宅の近くにあったマンションに侵入して現金を盗んだとのこと。警察の調べに対し、犯人は「金に困っていた」と言い容疑を認めているといいます。
犯行は住人の女性が鍵をかけずに外出したタイミングを見計らって行われました。犯人が部屋で金目のものを探している最中、返ってきた女性と鉢合わせになり現場から逃走。しかし現場の近くに設置されていた防犯カメラの画像から犯人を特定でき、無事逮捕につながりました。
容疑者は「他にも複数回空き巣を繰り返した」と証言しており、警察は確認を進めています。
空き巣被害を防ぐためには、犯人が犯行中に何を考えているか知ることが重要です。空き巣が最も恐れているのは、やはり犯行が住人や近隣の人に見つかってしまうこと。そのため、侵入に時間がかかればかかるほど、犯行を途中で諦めるといえます。では、犯人は侵入にどれくらい時間がかかれば犯行を諦めるのでしょうか?
警視庁が実施した「捕まえた泥棒意識調査」によると、2分以内に諦める犯人は17.1%、2〜5分で諦める犯人は51.4%、5〜10分で諦める犯人は22.9%でした。つまり、侵入に10分以上かかる家であれば、この家に侵入しようとする空き巣の91.4%が途中で諦める計算です。
玄関や窓の施錠をしっかりするだけでも、侵入にかかる時間はかなり変わります。基本中の基本ではありますが、まずは施錠をしっかりすることが大切です。
泥棒は音と光を嫌います。例えば家の周りに砂利を敷いておけば、家に住む人や近隣住民にバレるかもしれないと思わせられます。夜中に侵入しようとする空き巣にはセンサーライトが効果的な対策になるでしょう。突然光に照らされれば誰でも驚きますし、誰かに見られたのではないかとも考えるはずです。
予算に余裕があるなら、防犯カメラを設置するのも効果的な対策です。犯行を躊躇させられるのはもちろん、万が一被害にあった時でも防犯カメラの映像から犯人を特定できる可能性もあります。