防犯のすゝめ

特殊詐欺を防ぐ!犯人から電話を受けないための対処法とは

特殊詐欺とは親族や公共機関の職員等を名乗り、被害者から現金をだまし取る手口のことです。ニュースでよく耳にするオレオレ詐欺をはじめ、還付金詐欺や架空料金請求詐欺なども特殊詐欺に該当します。特殊詐欺は電話や封書を使って接触してくるため、防ぐには犯人からの電話に出ないことが重要です。この記事では、不審電話への対処法をご紹介します。


特殊詐欺につながる不審電話が急増!

令和5年7月以降、国際電話を悪用した特殊詐欺が急増しています。「+1」「+44」などから始まる番号は、特殊詐欺である可能性が高いです。このような表示の電話番号からの着信には出ないこと、そしてかけ直さないよう注意しましょう。なお、海外と電話の必要がない方は、発信・着信を無償で休止することができます。申し込み・問い合わせ先は以下の通りです。特殊詐欺の被害に遭わないためにも活用を検討してください。

【申し込み・問い合わせ先】

国際電話不取扱受付センター

電話番号:0120-210-364(通話料無料)

取扱時間 オペレーター案内:平日午前9時~午後5時

      自動音声案内:平日・土日祝24時間


固定電話にかかってくる不審電話・迷惑電話への対処法

続いては、海外からの電話を拒否する以外にできる、固定電話にかかってくる不審電話や迷惑電話への対処法をご紹介します。

・ナンバーディスプレイサービスを導入する

ナンバーディスプレイサービスを活用すると、電話をかけてきた相手の電話番号が表示されるため、電話番号を確認してから電話に出るかどうかを判断できます。

・常に留守番電話を活用する

留守番電話機能がある場合は、常に留守電機能を設定し、不審な電話に出ないようにするのも1つの方法です。


防犯機能付き電話の導入も検討しよう

昨今は、迷惑電話の防止機能が充実した電話機も数多く販売されています。例えば、コール音が鳴る前に相手に対し「通話内容を録音します」といったメッセージを流すことができたり女性の声を男性のように低く変えられるボイスチェンジ機能を備えていたりするものもあります。非通知設定をしている電話に対して、着信音を鳴らさずに自動的に拒否できる機能を搭載した電話も販売されています。

中には、なかなか切りにくい電話に対し、ドアホンのチャイム音を流し電話を切るタイミングを作ることのできるものもあるため、こうした便利機能を活用しながら、不審電話対策をするのもおすすめです。

自宅に固定電話を設置している方はもちろん、スマホなどでも不審な電話がかかってくることがあります。特殊詐欺を未然に防ぐこともできる様々な電話機・サービスが登場しているので、こちらも活用して特殊詐欺の被害に遭わないように注意しましょう。

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