相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
家の防犯能力を高めるために、番犬を飼っているという方もいらっしゃるでしょう。
「ウチは犬がいるから、安心!」と構えていても、侵入者からの視点を押さえておくことは大切です。
防犯力を高める上で大事なことは、過度な安心感を持たないということ。どれだけ徹底した防犯対策を取っても、1つ1つのものにはそれなり見落としがちなポイントもあるものです。今回は、飼い犬にスポットを当てて、家の防犯を考えてみましょう。
外部からの侵入者への防犯対策として、敷地内に番犬を飼うこと自体は有効です。けれども、実は番犬に恐れをなす侵入者は全体の3割程度に過ぎず、あまり効果的ともいえません。大事なポイントは、侵入者の中には犬の扱いに慣れた者もいるということ。番犬頼みの防犯対策では、もし飼い犬が侵入者に手なずけられてしまったときにどうするのかといった問題が発生します。
動物というものは、本能的な部分に弱いものです。つまり、侵入者が番犬に何かエサをあげたりすれば、簡単に手なずけられてしまうもの。
犬からすれば、エサをくれる人に悪い人はいないと思ってしまうのでしょう。エサで手なずけたところで、喉から腹の辺りをさすってあげれば、犬というものは侵入者のことを自分にとって友人か何かと勘違いしてしまいます。そうした状態にならないためにも、まずは飼い犬の普段のしつけが大切ですね。
人が近づくたびにキャンキャンと鳴いてしまう犬は、周りからすれば見過ごされてしまいがちです。近隣の住民も「また、鳴いているな」ぐらいの認識しか持たず、たとえ夜中に泥棒が入っても、気がついてくれません。
なので、有効な対策としては昼間は放し飼いにしている犬も、夜間は家の中に入れてあげましょう。侵入者からすれば、押し入ろうとする家に犬がいるというのは厄介なものです。犬の存在が気になって、落ち着いて物色できないでしょう。そうした意味で、夜間に犬を家に入れておくのは有効な防犯対策です。
家の防犯対策を考えるなら、犬よりも意外とネコのほうがいいでしょう。ネコは気まぐれなところがあり、侵入者もそう簡単に手なずけられるものではありません。その上、やたらと動き回るので侵入者の動揺を誘うことができます。
もちろん、家の防犯だけではなく、ペットとして家族の心を癒してくれる存在にもなるでしょう。
わりと普段は気がつかない部分ですが、これからペットを飼おうか検討しているご家庭は、ぜひネコを飼ってみることをおススメします。思いがけないところで侵入者を撃退してくれる頼もしい存在となってくれるでしょう。