自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
大きなニュースが優先されるせいか、テレビで報道される機会は少ないのですが、痴漢行為は今もたくさん発生しています。
そこで今回は、最近発生した痴漢被害を紹介するとともに、痴漢に狙われやすい女性の特徴や痴漢に遭わないための対策について解説します。
5月11日、神奈川県警は痴漢を行っていた20代の男性を逮捕しました。この男性にかけられているのは県迷惑行為防止条例違反の容疑。容疑者は逮捕当日、バスの中で隣に座っていた20代女性の胸を複数回触ったといいます。警察の調べに対し、容疑者は胸があたって興奮してしまったと話しました。痴漢行為が行われた後、被害女性が容疑者を取り押さえ、警察に引き渡すことで逮捕につながりました。
また、札幌市でも同日に痴漢による逮捕者が出ています。逮捕されたのは20代の男性。地下鉄に乗っていた容疑者は車内で20代女性の尻を4分間にわたり触り続けたといいます。警察の発表によると、容疑者は人がほとんどいない車内で被害女性に近づいたとのこと。調べに対し容疑者は明確な回答を避けているといいます。
痴漢が狙うのは、抵抗されなさそうな女性です。例えば小柄で力が弱そう、おとなしそうといった女性は痴漢にとって格好のターゲットになりがちです。他にも被害者が走って逃げにくいスカートを履いた女性も狙われやすい傾向にあります。
また、スマートフォンを操作していたり、イヤホンで音楽を聞いたりなど、痴漢への警戒が薄れている女性も狙われやすいといえます。なぜなら、何か特定のものに意識が向いている女性は、被害に遭っても「自分の勘違いだったかもしれない」と考えやすい傾向にあるからです。
痴漢に狙われないためには、抵抗しそうな女性を装うのが効果的です。私服であれば服装を少し派手なものにし、強気に見せられれば痴漢も簡単には手を出せません。通勤・退勤時であれば、スカートではなくパンツスーツに変えるのも被害防止になります。最近は痴漢防止バッジという商品も登場しているので、こうしたグッズをカバンなどに取り付けておくのも効果的です。
また、犯人が手を出しにくい位置にいることでも被害防止につながります。例えば痴漢が逃げやすいドア付近や、人の目が少なくなる電車の連結部分を避けるだけでも被害に遭ってしまう確率はグッと下げられるでしょう。