防犯のすゝめ

痴漢被害に遭った女子高生が犯人確保!自力で解決できないなら助けを呼ぼう

電車に乗っていれば痴漢に遭遇することは少なくありません。特に満員電車では痴漢が横行しており、毎日電車に乗る女性であれば誰にとっても他人事ではないと言えるでしょう。痴漢は全女性の敵と言っても過言ではありません。
しかし中には果敢にも自力で痴漢を捕まえる女性もいるのだそう。今回は実際に被害女性が痴漢を確保したケースを紹介するとともに、痴漢への対策方法について紹介します。

女子高生が自力で痴漢を確保

今年の6月、朝の通勤通学ラッシュの京王線電車内で20代の男性が痴漢行為を行いました。男性は女子高生の後ろに立ち、下着の中に手をいれるなどのわいせつ行為を行ったとみられています。しかし電車が駅に到着したタイミングで被害女性が犯人のシャツを掴み確保。その後駅員に突き出し、警察に引き渡されました。警察の発表によると犯人は容疑を認めているといいます。

自力で痴漢を確保するのは危険

上に紹介したケースでは自力で痴漢に対応できましたが、普通は自分で痴漢に対応するのはかなり難しいはずです。マイナビウーマンの調査によると、痴漢を撃退した経験がある人はたったの2.4%。ほとんどの人は恐怖で動けなくなってしまったり、なんとかその場をやり過ごそうと考えるのが精一杯です。相手が自分より力の強い相手となればどんな反撃をしてくるか分かりませんし、逃げられた末に逆恨みをされる可能性もあります。自力で犯人を確保するのは最初から諦め、周りにいる人に助けを求める方が懸命な判断と言えるでしょう。

周りの人に助けを求める準備を

警視庁が提供しているデジポリスというアプリはご存知でしょうか。このアプリでは住んでいる地域の事件情報が得られるだけでなく、痴漢撃退機能もついています。使い方は簡単でアプリ画面に表示されている「痴漢撃退」ボタンをタップするだけ。これによりスマホ画面に大きく「痴漢です 助けてください」と表示され、この画面を周りの人に見せることで被害を知らせる仕組みです。さらに画面をもう一度タップすると防犯ブザーが鳴るという機能も備えています。
他にも未然に痴漢被害を防止するグッズとして痴漢抑止バッジなども販売されているので、こうした痴漢防止グッズを用意してそもそも痴漢に遭わない対策をしておくことも重要と言えるでしょう。混雑の激しい電車はできるだけ避ける、逃げづらい場所には立たないようにするといった対策も有効です。女性専用車両が利用できるのであればこれも積極的に利用しましょう。

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