相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
新天皇の即位に伴い、5月1日が休日となったことで2019年のゴールデンウィークは10連休となりました。家を空けて旅行にでかけ、羽を伸ばした方も多いでしょう。しかし大型連休は空き巣にとって絶好の稼ぎ時。今年のゴールデンウィークにはあの有名人が空き巣の被害に遭ってしまいました。
ゴールデンウィーク中、高須クリニックでおなじみの高須克弥院長の別宅に空き巣が侵入するという事件が報道されました。盗まれたのはおよそ3,400万円に相当する金の延べ棒やノートパソコンなど。警察の捜査によると事件が起きたのは5月4日の深夜で、玄関の鍵をバールで破壊して侵入したとのことです。1時間もかからずに犯行を行った空き巣は現在も逃走中。防犯カメラに映っていた犯人の映像をもとに、警察は今も捜査を進めています。
おそらくこの事件はたまたまゴールデンウィークと重なったわけではありません。なぜなら大型連休は空き巣にとって大きなチャンスだから。長期間家を留守にする人が多くなれば犯行の途中に家主と遭遇する危険性が低くなります。さらに金融機関の休みに備えて現金を引き出しておく人が増え、それだけ犯行中に現金を見つけられる可能性が高まります。空き巣被害に遭う可能性が高まり、被害額も大きくなりやすい大型連休時は普段よりも一層の注意が必要になるといえるでしょう。
すでに2019年のゴールデンウィークは終わりましたが、すぐ先には再び大型連休が控えています。それは8月のお盆時期。一般的なお盆休みと山の日を合わせれば9連休になります。旅行などで長期間家を空ける予定だという方も多いのではないでしょうか。
空き巣被害を防ぐためにはまずしっかりと施錠しておくことが重要です。当たり前と思うかもしれませんが、無施錠だった家への空き巣被害は決して少なくありません。特に注意したいのはマンションの中高層。まさかここに空き巣は来ないだろうという油断から無施錠の割合が高くなり、空き巣犯はその隙を狙います。
もちろん鍵を締めていた場合でも油断は禁物。外に置きっぱなしの脚立を利用したり無施錠の物置にしまっていた道具を踏み台にするケースも多く見られます。自分が空き巣だったらどう侵入するか?という視点を持ち、空き巣が利用できそうなものを外に置きっぱなしにするのは避けましょう。
また、鍵を忘れた時のために合鍵を隠している家も空き巣にとっては狙いやすい獲物。横着をせず、外出する際には必ず鍵を持ち歩く習慣を身につけましょう。