相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
「まさか自分が結婚詐欺に引っかかるわけがない」なんて思っていませんか?
結婚詐欺に年齢や出会い方は関係ありません。そこで今回は最近発生した結婚詐欺事件を紹介するとともに、結婚詐欺の特徴や被害を防ぐため意識しておくべきことをまとめました。
1月7日、福岡県警は詐欺の疑いで50代の男を逮捕しました。容疑者は2018年に実施された婚活パーティで出会った女性へ結婚を持ちかけ、2019年の2月から3月にかけて投資の名目で約200万円の図書カードをだまし取ったのだといいます。容疑者は被害者から図書カードを受け取ると、すぐに連絡が取れなくなってしまいました。警察の発表によると、神奈川県や佐賀県、熊本県でも似たような手口で被害に遭ったという報告がこれまで約30件寄せられているとのこと。被害総額は1億円を超えているといいます。この容疑者は2020年の10月にも同じ女性から現金を騙し取ったことで逮捕・起訴されており、警察は余罪があるとみて引き続き捜査を進めています。
また昨年の12月29日には、福島県警から国際ロマンス詐欺で被害に遭った60代女性がいたとの発表がありました。被害者は昨年の4月ごろ、SNSで知り合った外国人男性から交際、結婚を求められたといいます。犯人は自身をイエメン居住の軍医だと名乗り、荷物の配送に手数料がかかるなどとしてお金を騙し取りました。その後しばらくして連絡が取れなくなり、被害女性は2ヶ月後に警察へ被害届を提出しました。
結婚詐欺では運命の出会いを演出し、急速に距離を縮めようとすることが多いとされています。詐欺師にとっては気長に交際を続けていくメリットなんてありません。できるだけ素早くターゲットの信頼を勝ち取り、さっさと金品を騙し取ることしか考えていないのです。
決定的な特徴はお金の無心があることです。実は借金がある、会社のお金に手を付けてしまった、病気で治療費が必要など……。どんな理由であれ、お金の無心をしてくる相手を信用してはいけません。「この人になら貸しても大丈夫」と思うこともあるかもしれませんが、そう思わせることがまさに詐欺師の狙いです。
まずは相手の身元を確認しておくことが重要です。名刺や社員証を見せてくる人もいるでしょうが、これらは簡単に偽造できてしまいます。しっかり確認しておくには、運転免許証など公的な証明書を見せてもらいましょう。
個人情報を要求するのは気が引けると思うかもしれません。しかし、これから結婚する可能性がある相手に個人情報を隠す方が不自然です。幸せな結婚を実現するためにも、必ず確認しておきましょう。