防犯のすゝめ

自動販売機に防犯カメラが設置された「みまもり自販機」が増加中!

近年、防犯に関する意識が高まっています。その理由は、高齢者を狙った詐欺事件や強盗事件などが頻発しているからです。この記事では、防犯意識の高まりによって注目されている自動販売機とその特徴についてご紹介します。


みまもり自販機とは?

みまもり自販機は、地域社会の安全・安心という社会課題に対してキリンビバレッジ株式会社が提案したものです。自動販売機に防犯カメラを搭載して地域の安心や安全を見守ることで社会貢献できる仕組みとなっています。

その特徴として、設置されているカメラが目線の高さに設置されているので、犯罪の抑止力として働きかけることができます。防犯カメラには最新型のCMOSセンサーを使用しているので、明るいレンズが夜間でもカラー撮影を可能にするのです。

自販機なので、設置スペースがあればどこでも設置でき、防犯上必要な環境に対応しやすいでしょう。


みまもり自販機と自治体との連携が増えている

みまもり自販機が初めて登場したのは2018年からです。最初に設置されたのは東京都足立区で、その後は首都圏を中心に設置エリアを拡大してきています。いつでも飲み物が購入できるという利便性に加えて、防犯としても役立つことから商店街やスーパー、駐車場などにも設置を広げてきました。

設置先のひとつである江の島近くの「スバナ通り」という商店街では、自販機の目線であることから周辺の様子を24時間わかりやすく撮影しているので、近くで事件や事故があった時には映像が提供されてスムーズに操作できると高評価を得ています。


普通の自販機も防犯効果が期待できる?

みまもり自販機は、まだ全国的に普及しているものではありません。まだまだ一般的な自販機の方が多くなっていますが、普通の自販機だと防犯効果が期待できないのでしょうか?

実は、防犯カメラの設置がない普通の自販機であっても、一定の犯罪効果が期待できるのです。街中に自販機があることで、暗い場所では街灯代わりになるだけでなく、備蓄用の飲料としても使えます。

購入時や時間帯によってオリジナル音声を流すことで、犯罪防止としても役立ちます。実際に青森にある「子どもと女性を見守るおしゃべり自販機」は、30分の感覚で犯罪を抑制する音声を自動で再生する機能が備わっています。

また、ラッピングした自販機は、視覚での注意を引くこともできるので見守りとしての効果も期待できるでしょう。自販機は簡単に飲料が購入できるという用途としての役割も果たしつつ、防犯抑制もできる優れたものに変わってきたということです。

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