自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
闇バイトは、近年メディアでも話題になっているので何となくイメージできる人も多いでしょう。そんな闇バイトの勧誘方法は多様化していて、若者が被害に遭うケースが増えています。被害に遭わないようにするためには、闇バイトの勧誘方法や見分けるためのポイントを把握しておく必要があります。
そこで今回は、闇バイトの概要や多様化する勧誘方法、見分けるためのポイントについてみていきましょう。
闇バイトは、コロナ渦における雇い止めなどがあり、闇バイトが世間的にも認知されるようになってきました。認知度が高まっているだけではなく、社会問題にもなっています。
ニュースで取り上げられることが多いオレオレ詐欺や強盗、アポ電強盗なども闇バイトが実行犯を務めているケースが多いと言われています。カードの不正利用における闇バイトでは受け子や出し子といった末端作業を闇バイトに任せているパターンが多いです。いけないことをしているとわかっている人もいれば、「簡単に高収入が得られる」と口車に乗せられて作業を行う人もいると言います。
闇バイトはその勧誘方法が多様化しているため、従来の方法だけを警戒すれば良いというわけではなくなっています。警察も有害な情報を見つけたらSNSの管理者に削除申請を出したり、AIを活用したサイバーパトロールを行ったりして、闇バイトに関連する投稿に対する監視体制を強化しています。しかし、SNS以外にも勧誘方法が広がっているので、全てを監視し、対策するのは困難です。
例えば、大学生がオンラインゲームで知り合った人から特殊詐欺に勧誘され、犯行に及んだという事例があります。結果的に警察に逮捕されてしまいました。これは、ゲームのチャット機能が悪用された結果です。
オンラインゲームは大学生だけではなく未成年が犯罪に巻き込まれる可能性もあると懸念されています。ゲーム内で毎日のように同じ体験を繰り返すと警戒心が薄くなり、面識がなくても仲間意識をもって親密な関係になりやすいことが要因だと考えられています。
闇バイトを見分けるためには、以下のような点を確認してください。
・仕事内容が明らかになっているか
・応募できる性別が限定されていないか
・給料が法外な金額になっていないか
・連絡手段がSNSのみとなっていないか
・求人に闇バイトの隠語(現金などを受け取る「受け」、自宅などに押し入る「叩き」、騙して盗んだキャッシュカードからお金を引き出す「出し」など)が求人内にないか
闇バイトは、若者が被害に遭うケースも増えています。オンラインゲームなどを介した勧誘であれば、未成年が巻き込まれる可能性も大いにあります。闇バイトを見分けるポイントなどを把握しておけば被害に遭わずに済む可能性も高くなるため、念頭に置くようにしてください。