相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
これまで詐欺被害に遭った人も、まさか自分が騙されることになるとは……と思ったはず。今や詐欺師が狙っているのは高齢の資産家だけではありません。どこにでもいる普通の家庭すらもターゲットになり得るのです。私たち自身が詐欺から身を防ぐ知識を身につけることも重要ですが、詐欺被害を減らすべく詐欺防止グッズも開発されています。自分のためにも家族のためにも、こうしたグッズの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
警視庁立川警察署が詐欺ストッパーを開発し、高齢者宅へ配布しました。詐欺ストッパーとはその名の通り特殊詐欺の被害を未然に防ぐためのグッズ。電話の受話器に取り付けて使うもので、誰かから電話がかかってきた際にお金の話やカードの話は詐欺ですといった音声メッセージが流れます。詐欺ストッパーの利用者が詐欺に気づくきっかけになると同時に、メッセージは電話の相手にも聞こえるようになっているため詐欺を仕掛けにくくなるという仕組みです。警察が用意した詐欺ストッパーの数は約1万個。年金支給日に立川市各所の金融機関で配布されました。
ところで、日本での特殊詐欺被害件数は1年でどれくらいになっているかご存知でしょうか。2018年の統計によると、認知件数はおよそ1万6千件。被害額はおよそ360億円となっており、決して低いものではありません。1万6千件といわれてもよく分からないかと思いますが、日本武道館の最大収容人数が約1万4千人であることを考えるとおおよそイメージがつくのではないでしょうか。2017年と比べれば件数、被害額それぞれ減少してはいるものの、まだまだ予断を許さない状況であることは間違いありません。特殊詐欺をテレビの中の出来事、自分とは関係のない事件と考えていてはいつ騙されてもおかしくないのです。
市販の電話機の中にも特殊詐欺を防止する機能を備えていることがあります。今回紹介した詐欺ストッパーのように電話口の相手に警告メッセージを流すもの、通話を録音しておくものなど。また警察などが発信している情報を取り入れ、怪しい電話をシャットアウトする製品も販売されています。こうした電話機は詐欺被害を防ぐだけでなく、悪質商法などへの対策としても効果を発揮します。新しく導入する費用はかかりますが、詐欺被害に対する保険のようなものと考えれば決して高い買い物ではないといえるでしょう。