防犯のすゝめ

防犯に役立つ庭のつくり方を紹介

庭は、その家の雰囲気を左右する要素の一つです。どんなテイストにするのかによって、洋風にも和風にもすることができます。しかし、つくり方によっては、防犯面からみて危ない庭になることもあるのです。

この記事では、侵入されやすい庭の特徴や防犯対策を紹介します。これから庭づくりをお考えの方もすでに庭をお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。


侵入されやすい庭の特徴

そもそもなぜ侵入されにくい庭を作らなければならないのでしょうか。それは、空き巣被害にあわないためです。侵入されやすい庭は、空き巣犯が逃げやすい庭でもあるため、ターゲットにされるリスクが高まります。

また、庭のつくり方によっては、ゴミなど不法投棄の被害にあう可能性もあります。タバコのポイ捨てで火事になったり、大事にしている鉢植えを壊されたりという被害も考えられるため、侵入されにくい庭づくりが大切です。以下で侵入されやすい庭の特徴を3つ解説します。

一つ目は、閉鎖的な庭です。背の高い生垣やブロック塀などは目隠しとして効果的ですが、犯人にも好都合となります。一度庭に入ってしまえば、通行人から見えることもありません。

二つ目は、手入れがされていないことです。雑草が伸びていたり庭木が生い茂っていたりすると、自然にできた目隠しとなってしまいます。また、ルーズな印象を与えるため、「ゴミをポイ捨てしてもいい」というような心理が働く可能性があります。家の外観をきれいに整えることが防犯につながるのです。

三つ目は、物がたくさん置いてあることです。室外機や大きめの植木鉢は、2階への足場となってしまいます。さらに、物がたくさんありすぎて、犯人が物をずらしたとしても気づかない可能性が高まります。


防犯につながる庭づくり

では、庭をどのようにつくれば防犯性が高まるのでしょうか。以下で3つの方法を紹介します。

一つ目は、防犯砂利を敷くことです。防犯砂利は、踏むと大きな音がするのが特徴です。大きな音は目立つため犯人が嫌がります。ホームセンターに売っているので、気軽に対策できるでしょう。

敷地全体に敷き詰めるのは、見た目が悪くなるうえに費用がかさむためおすすめできません。家の裏側や浴室の窓の下など、入られやすそうな箇所にしぼって敷くと良いでしょう。

二つ目は、センサーライトを取り付けることです。センサーライトは、動くものを感知してライトが点灯します。犯人は暗闇を好むため、急にライトで照らされればびっくりして侵入するのを諦めるかもしれません。

三つ目は、背の高いブロック塀や生垣をリフォームすることです。庭の様子が見えるフェンスに変えることで、開放的な空間にすることができます。しかし、費用や工事期間がかかるため、経年劣化などで交換が必要なときに合わせて行うのが良いでしょう。

上記のような対策で、安心できる庭づくりをめざしましょう。

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