相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
「犯罪に巻き込まれたくない」誰もが願うことですが、それを実現するためには、生活の中にひと工夫を加えることが大切です。特に1人暮らしの女性は、犯罪者に狙われやすい傾向にあります。犯罪者から身を守る生活のコツをご紹介します。
女性の1人暮らしは、犯罪者に狙われやすいと言われています。1人暮らしの女性は、「いかに1人暮らしっぽさを出さないか」という点に重視した防犯対策をすることが大切になります。洗濯物に女性の洋服や下着ばかりが干してあると、犯罪者に1人暮らし女性の家だとメッセージを送ってしまいます。外に干す際には男性者の下着などを一緒に干すようにするほか、できるだけ洋服や下着は室内干しで対処しましょう。
掃除のときなど、窓を開ける際も要注意です。窓を開けたまま過ごしていると、部屋の様子やインテリアなどから性別や暮らしの様子をキャッチされてしまします。マンションの場合はエレベーターの止まる場所を見るだけで、住んでいる階が分かってしまいます。
女性は自宅だけでなく路上でも、ひったくりや強制わいせつなどの被害にも遭いやすいものです。1人で歩くときは、なるべく人通りの多い明るい道を歩き、時々ルートを変えるようにしましょう。いつも同じスーパーで1人分の買い物をするのも危険です。
犯罪者が生活のさまざまなシーンで情報をキャッチしようとしていることを忘れてはいけません。女性の1人暮らしを悟られないようにするためには、外から見える情報をなるべく混乱させることです。カーテンを中性的なものにしたり、帰宅する時は大きな声で「ただいま」と言いながらドアを開ける、家を出るときも「行ってきます」と誰かに声かけをしているフリをするなどがあります。
買い物や帰宅ルートを複数用意してローテーションにして使い分ける、お弁当は2人分を購入するようにする、マンションではエレベーターで1度1階上まで行き、再度下るようにするなども有効です。引っ越してきた住人のフリをしてインターホンを鳴らす犯罪者もいます。インターホンは不用意に出ない、面倒でも必ずドアチェーンをするなどちょっとした心がけを積み重ねていくことが犯罪被害を未然に防ぐことに繋がります。
住居の窓は家の中を犯罪者に見せてしまうという点で、大きなポイントになります。窓は犯罪者の侵入経路にもなりやすく、防犯対策が必要です。外部へ室内の情報を漏らさないようにするためには、カーテンが大きな役目を果たします。遮光カーテンや防音カーテンで音漏れや光漏れを防ぐほか、在宅中にカーテンを開けたい場合はミラーレースカーテンを引くようにして、外から室内が見えないように工夫しましょう。前述したように色やデザインに注意するのも忘れてはいけないポイントです。
(財)都市防犯研究センターのデータを警察庁が公開しており、それによると、空き巣は5分間侵入に手間取った場合は、侵入を諦める傾向にあるということです。侵入させない5分を作るためには、窓に補助鍵を取りつけておくことや、窓ガラスを割れにくくする防犯フィルムを貼る方法が有名です。ほかにも、解除ボタンを押さずに窓を開けようとすると、センサーが反応して大きな音が出るという機械を室内から取りつけておくのもおすすめです。
1人暮らしの女性は、犯罪者からターゲットにされやすいと言われますが、生活の中に防犯の工夫を取りいれることで、犯罪から身を守ることができます。いつどこから見られているか分からないということを念頭に置いて、防犯意識の高い生活を送りましょう。