防犯のすゝめ

Amazon詐欺メールが止まらない…20年夏から1.8億通、被害額は223億円

大手ECサイトAmazonを装った詐欺メールが増加し続けています。特に2020年夏ごろから現在にかけて被害が悪化しており、その額は200億円を超えたと報告されました。Amazonの利用者数は業界トップレベルであり、誰もが被害にあってしまう可能性を持っています。
今回は詐欺メールを見分ける方法や不正利用にあった時の対処法をご紹介します。今すぐ使える有益な知識なので、ぜひ参考にしてみてください。

Amazonを装った偽メールが昨年夏から増加傾向に

2021年4月、米情報セキュリティー会社プルーフポイントの調査により、大手ECサイトAmazonを装ったサイバー攻撃が増加していることが明らかとなりました。2020年8月~2021年3月までに確認された詐欺メールは、1億8500万通を超え、日本人を狙った詐欺被害の拡大が危ぶまれています。
プルーフポイントによると詐欺の主な手口は「フィッシング」。偽サイトに誘導しログインIDやパスワード、氏名、住所、クレジットカード番号、などの個人情報を抜き取ってしまいます。搾取した情報を使って対象者のマイページへログインしクレジットカードを不正利用する、というのが詐欺の一般的な流れです。被害額は年々増加しており、昨年の被害総額は約223億円に達しました。このように詐欺被害の拡大が止まらない理由は「本物そっくりな偽サイト」と「思わずクリックしてしまうような案内メール」の2つが考えられます。いつも利用している身近なAmazonだからこそ、疑いなく誘導に乗せられてしまうのだそう。被害の増加を受け、公式Amazonも徹底的に注意を呼びかけています。

スパムメールの見分け方を公式Amazonが紹介

Amazonの公式サイトではスパムメールを見分ける方法について詳しく解説されています。Amazonを装ったメールかどうか見極めるには、以下の点に注意して判断する必要があります。
まず第一にAmazonではメールによる情報提供を依頼することは一切ありません。銀行口座やクレジットカード番号はもちろん、氏名、住所、パスワードといった個人を特定する情報を簡単に教えないようにしましょう。
またメール本文に誤字脱字や不自然な日本語が含まれている場合も怪しいと判断してください。フィッシングメールは他言語を翻訳したまま校正せずに送付されるパターンがほとんどです。
さらに返信先メールアドレスも確認しておくと安心。Amazonの正規アドレスは「@amazon.com」、「@amazonsellerservices.com」、「@sell.amazon.com」、「@amazon.co.jp」のいずれかで送付されます。これ以外のアドレスから送られている場合はスパムメールと判断してください。
もしも詐欺メールを受信した場合は、すぐに公式Amazonのサポートセンターへ報告するようにしましょう。

クレジットカードを不正利用された時の対処法とは

もしもクレジットカード番号を盗まれ不正利用されてしまった場合、焦らずに落ち着いて対処するようにしてください。
不正利用が疑われる場合は、まず初めにクレジットカード会社へ連絡し、すぐに利用を停止してもらいます。カード会社の公式HPには必ずカスタマーセンターやヘルプデスクが設置してありますので、早急に電話してください。このような事態に備えて、あらかじめ連絡先を控えておくのもおすすめです。
次に警察へ連絡し被害の詳細を報告するようにします。できるだけ詳しく説明することで被害額を返金してもらえることにつながる可能性があります。スパムメールは詐欺被害にあったことの証明になるため、警察へ届けるまではきちんと取っておきましょう。
さらにAmazonへも忘れずに連絡しましょう。同じ被害にあわないよう二段階認証を有効にしたり、IDやパスワードを強化することで、次回から安全に使うための準備を整えておきます。被害拡大を防止するためにもAmazonへの報告は必ず行ってください。

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