自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
LINEを悪用した被害は一向に減りません。誰にでも起こりうるリスクがあるため、日頃から防犯意識を高めておくことが重要です。
今回はLINEで乗っ取りやなりすまし被害に合わないための方法をご紹介します。
2021年11月、新潟県上越市長の中川幹太氏のLINEアカウントが乗っ取られる事件が発生しました。
手口としては、中川氏のLINEに登録されている複数の友だちへ偽のメッセージを送り、プリペイドカードを購入させるという古典的な方法。中川氏を偽る犯人が「コンビニでiTunesカードを買ってきてほしいんだけどいいかな?」といった内容を送付しています。5万円分のカードを2枚買うよう指示し、お金は後日払うと嘘の供述をされたとのこと。このような内容のLINEメッセージを受け、実際に購入してしまった友人もいたそうです。中川氏は「多くの方へご迷惑をおかけしており大変申し訳ない。」と謝罪し、アカウント削除などの対応を急いでいます。
このような詐欺は一般人・有名人問わず、あらゆる場所で発生しており、いつ自分の身に降りかかるか分かりません。万が一の事態に備えて、今すぐにでも予防対策を講じる必要があるでしょう。
LINE被害を防止するために有効なのが「友だち追加の設定」です。
LINEはお互いの電話番号を知っている場合に、つながりのあるユーザーを検索し友だちとして自動追加する機能があります。これは便利な反面、知らない人から勝手に友だち登録されたり、見ず知らずの人からメッセージが届いたりする場合も。セキュリティを強化するためには「友だち自動追加」をオフにしましょう。また自分が他の人から自動追加されたくない時は「友だちへの追加を許可」をオフにします。
LINEには電話番号検索のほか、ID検索で友だち追加する方法もあります。ID検索も許可したくない場合は、プライバシー管理画面で設定をオフすることが可能です。また「メッセージ受信拒否」をオンにすることで、知らない人からのメッセージを受け取らないこともできます。
もしも知らない人から不適切なメッセージが届いた場合、トーク画面に表示される注意喚起のメッセージから「通報」と「ブロック」を行いましょう。
不審なアカウントをブロックすることで、その後一切メッセージや通知が届くことはありません。誤ってブロックしてしまった場合は「ブロックを解除」ボタンを押すだけで取り消しできるので安心してください。身に覚えのないアカウントはすぐにブロックすることをおすすめします。LINE交換する場合は、信頼できると確信できる時のみID検索を行うかQRコードを読み取ってもらうのが基本です。
一方、公式アカウントを大量に友だち追加すると、頻繁にメッセージや通知が届いてわずらわしく感じることもあるでしょう。その場合は、通知が多いアカウントの通知・メッセージの受信をオフに設定できます。